新年明けましておめでとうございます。
…というわけで、どうやら2000年も無事に明けたようですね。今年も、Weekly SSKは毎週日曜日に定期更新、ときどきはゲリラ的に号外を発行…というスタイルで続けていくつもりです。暇つぶしにでも読みに来てくださいね。今年もよろしく。
…と、年頭の挨拶はこのくらいにして、本題に入りましょうか。
SSK Worldを見に来ていただく皆さんから、「どうしてSSK Worldには自己紹介のコーナーがないの?」と質問を受けることがときどきあります。確かに、たいていのホームページ(個人運営のものに限らず)には作成者の紹介コーナーがありますよね。で、SSK Worldにはそれがない。ホームページを公開するような人なら、普通は自己主張が強いはずなんですけどね。う~ん、不思議(笑)。
最初に私がホームページを作った頃には、自己紹介のコーナーがちゃんとありました。というよりも、大学の研究室に間借りしたものでしたから、どう隠しても身元がばれてしまうんですよね。それこそ研究室の電話番号まで書いてありましたから。
卒業して、個人ホームページを作り始めてからしばらく経って、プロフィールを載せるべきかどうか迷ったことがあるんです。インターネット上に流した情報は、世界中どこでも、誰でも見ることが出来ます。自己紹介というのは、大事な個人情報をインターネット上に垂れ流していることになるんじゃないかな?と感じたんです。個人情報はしばしば悪用されます。どこで自分に不利益なことが起こるのかわかりません。
一方、インターネットの特性の一つにその匿名性があります。ホームページ上では、普段の私のイメージとは全く違うところで思いっきり遊ぶことが出来ます。私の場合、これまで仕事や経歴が元で色眼鏡で見られた経験があるものですから、そうしたことは極力表に出したくないと感じていたんです。だいたいそれ以前の問題として、ネット上で流れている情報なんてどこまでが本当なのか難しいところですけどね。そんな中で本名を名乗ってページを作ることにどれほどの意味があるのか?…そんなことも考えたりします。だからといって、別にSSK Worldの中で嘘をついているわけでもありませんけどね。
で、昔は置いてあった「Profile」のコーナーを丸ごと消したんです。それが復活することなく今まで続いている、というのが真実。まあ、ホームページを隅から隅まで読んでくれれば人物像は何となくわかってくると思うんですが。
しかし、考え方も少し変わってきましたね。自己紹介と言っても、別にネット上に流れると困る可能性のあることまで全て開けっぴろげに書かなくてはならない…というものでもありませんから、見てくれる人たちに知っておいてほしい個人情報だけは、ちゃんと書いておいた方がいいのかな、と最近は考えています。だいたい、顔写真まで公開してるのに「個人情報の垂れ流し」を気にしてるのはどこかちぐはぐですよね。
そんなわけで、この年頭から「Profile」コーナーが復活しました。大したことは書いてありませんが、これを読んでもらうことによって、他のコンテンツから感じられるものにちょっと深みが加わればいいな、と思っています。
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