まずは本題前にちょっと。ずいぶん前に、ゲーム「Dance Dance Revolution」を使ってダイエットしよう!…という話をしたんですが、その後実績報告が書けずに困っています。というのも、体重が全く減らないんです。30分も踊るとかなりの運動量になってるはずなんですが。ただ、腰回りは少し細くなったようで、はけるズボンの本数はちょっと増えましたね。ぜい肉が筋肉に変わって、身体が引き締まったんだな…と勝手に解釈しています。
さて、本題なんですが、いきなり過激なタイトルですねえ(笑)。私はもうずいぶん昔から個人的にSHARP製品不買運動中なんです。理由は単純明快、すぐ壊れるから。実は、「すぐ壊れる」という意味ではSONYの製品もよく似ているんですが、SONY不買運動をやってしまうと、プレイステーションも買えませんからね…。
SHARP製品は、広告で「目の付け所がシャープ」と自ら言うとおり、いつも独自の発想があって、しかもそれを本当に製品にしてしまうという開発者の皆さんの努力と根性は並々ならぬものがあると思います。ただ、そうして先端技術を製品に投入するのが早いのはいいんですが、どうやら故障もその分多いようですね。私も製品の発想そのものは大好きなんですが、そこがもったいないと感じます。
液晶ビューカムの大ヒットに象徴されるように、既存のものを組み合わせた新製品がいろいろありますね。ただ、そろばん付きの電卓、電子レンジ付きの冷蔵庫あたりは正直言って「合体させてどうするんだろう?」と考えてしまいます。最近の「合体」製品ではインターネット電子レンジがありますが、これも、わざわざネットに接続してレシピを持ってくる必要があるのか?と思います。もしかして、とにかく何でも作ってみる…という「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の論法だったりして。
実にSHARPらしい製品の一つに両開き冷蔵庫があります。その名の通り、右からでも左からでも扉を開くことが出来るのが売りなんですが、実はSHARP製品不買運動の原点にあるのがこの製品なんです。
両開き冷蔵庫が登場したばかりの頃、母と一緒に電気屋に見に行きました。「両方から開けられるなんて面白いね」と話した後、母が「でも、これって外れて落ちたりしないのかしらね」と扉を引っ張ると…
がたんっ!
…そうです。扉は見事に外れ、母の足の上に落ちてしまったんです。冷蔵庫の扉があんなに重いものだとは初めて知りました。母の足にはずいぶん長い間痣が残っていました…痛かったでしょうね。電気屋の人たちは、謝るのも忘れてそそくさと片付けていましたっけ。とにかく、何故か我が家で昔から続いていた「SHARP不信」に、決定的にとどめを刺したのがこの出来事だったわけです。
不買運動がらみのちょっと笑ってしまった話を一つ。先着10名様限り1,000円の特売品の扇風機を買うために、電気屋に出かけました。30分前に店の前に到着して並んだら、なんとちょうど10人目。ツイてるな…と思って並んで待っていました。
しかし、いざ開店してみると、店員さんが「申し訳ありませんが、本日特売の1,000円の扇風機は入荷しておりません」。がっかりしたところ、「代わりに、10名様に別の扇風機を1,000円で販売させていただきます」とのこと。特売予定のものよりは高級品だという話でしたから、これまたツイてるな…と思い、そこに積んである扇風機を見ると…箱には「SHARP」の文字が。ううっ…困った。でも、リモコンまで付いてて、普段は8,000円くらいで売っている扇風機でしたからね。せっかく並んだんだし、価格の誘惑にも負けて結局購入しました。幸い、この扇風機は今でもちゃんと壊れずに動いています。よかったよかった。
最後に一言。SHARPの皆さん、変な言いがかりを付けてごめんなさい。これからも独創的な製品作りに頑張ってほしいと思っています。
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