Netscape 6のプレビュー版をダウンロードしてきました。これまでのNetscape Navigatorは、最新バージョンの4.7でもスタイルシートへの対応が非常に悪くて、正直なところSSK Worldの対応ブラウザとは言えない状況だったんですが、Netscape 6ではプレビュー版にもかかわらずこの辺りが見事に改善されています。完璧だとまでは言えませんが、これなら「対応ブラウザです」と言っても問題ないでしょう。動作もなかなか軽快で、正式版の登場が楽しみです。
一方のMicrosoft Internet Explorerにも5.5Beta版が登場しています。こちらはそれほど変わり映えしないように見えますね。実は細かいところではかなり変わっているようなんですが。
さて、今回の本題。4月から異動で職場が変わったので、最近自己紹介をする機会が多くなっています。自己紹介というと、必ずと言っていいくらい聞かれるのが趣味の話。趣味を聞かれて「パソコンです」と答える人も増えてきましたね。実際、私自身もかつてはそう言う風に答えていました。でも、最近、それってちょっと違うんじゃないかな?と思うようになったんです。
私がパソコンを使うときはどういうときなのか考えてみました。一番よく使うのは電子メールをやりとりするとき。今は遠くに住んでいる友達とも、距離を全く気にせずにやりとりが出来ます。次によく使うのはこのSSK Worldを更新するとき。ホームページの内容を作成するときには、パソコンはどうしても必要な道具の一つです。他には、自作曲のアレンジを組み立てるとき。歌詞を書いたり、メロディーの展開を決めたりするときにも使うことがありますが、声やたくさんの楽器を組み合わせた演奏全体のバランスを考えるには、パソコンは頼りになる道具です。他にもCGを作るとき、写真を加工するときなどいろいろあります。
これらの状況に共通すること…それは、パソコンを触ることそのものを楽しんでいるのではなく、パソコンを他の楽しみのための道具として使っていることです。確かにパソコンを使わなくては出来ないことが多いのですが、もしパソコンの代わりに使えるものがあるのならそれで構わないわけです。例えば、歌詞やメロディーが思い浮かんだときにはその場で(それこそ仕事中でも構わず)メモを取ります。わざわざパソコンなんか取り出すよりもずっと簡単で確実です。
確かにパソコンの改造などする事もありますが、別にそれは機械いじりを楽しんでいるわけではなくて(これが好きなことも確かで、完全に否定は出来ないのかも知れませんが)、パソコンをより快適に使える道具にするための改造です。ですから、とにかく全てに最高のものを…という求め方はしません。足りないと思った部分を強化したいと言う発想になります。まあ、結果的にそれはCPUの計算能力だったり、メモリやハードディスクの容量だったりして、実に月並みなパワーアップの話になってしまうんですが。
うちの母は、よく自宅の居間でパソコンのキーを叩いている私を見て「パソコンってそんなに楽しいの?」と訊きます。その質問に直接「YES」か「NO」かで答えるのは非常に難しいんですが、一つ言えることがあります。確かにパソコンを使っているときは楽しいけれど、別にそれは「パソコンが楽しい」わけではないということ。裏を返すと、パソコンのおかげで人類の楽しみは飛躍的にその選択肢を増やしている…ということは言えるんでしょうね。
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