「踊る」の2文字がタイトルの中にあると言うことは、今回の話題はもちろんD.D.R.のこと(D.D.R.が何かわからない人は過去のWeekly SSKを読みましょう)。そして、タイトルのとおり今回のダンスステージはカラオケボックス。カラオケ業界大手の第一興商がD.D.R.を生み出したKONAMIと協力して全国のBIGECHOに展開している「DAM DDR」では、通信カラオケのDAMに登録されている20,000曲以上の曲でステップを踏めるんです。
是非一度見てみたいと思っていたんですが、このたびついにこの「DAM DDR」初体験となりました。本当にどんな曲でも踊れるのか興味がありましたが、どうやらダンスのステップは曲想に応じてAIが自動的に生成するようです。これなら新譜が登録されても新しくステップを考える必要がありません。ただ、これまでの製品みたいに曲と高度にシンクロしたステップは期待できませんけど。
最初は踊りながら歌おうかな?と思っていたんです。マイクも頭にセットできるタイプのを渡されましたからね。でも、ちょっと踊ってみて気が付きました。D.D.R.のゲーム画面に歌詞がオーバーラップで表示されるんですが、この歌詞が邪魔になってステップが先読みできません。で、ステップを見ようとすると今度は歌詞を読んでいる余裕がありません。つまり、歌詞を見ながら歌って踊ることが非常に難しいんです (単に私のD.D.R.レベルが低いだけかも知れませんが)。きっちりとステップが踏めないと、ゲームオーバーになり途中で曲を止められてしまうので必死です。
ステップには、EASY、BASIC、ANOTHERの3レベルが設定できます。最初は一応EASYから入り、レベルを上げていきましたが、最高レベルのANOTHERでもステップの難易度自体は極端に高くはありません。これなら結構楽勝じゃないの?としばらく続けていたんですが、すぐに足がふらふらになってきました。
その理由にはすぐに気が付きました。このDAM DDR、これまでの普通のゲームと決定的に違うのは1曲の時間が長いこと。既存の楽曲をフィーチャーしたドリカム版などでも1曲のプレイ時間は1分半くらいだと思うんですが、DAM DDRでは曲の最初から最後までずっと踊り続けます。特に最近の歌謡曲は長い曲が多いので、5?6分も踊り続ける羽目になります。さすがにこれでは身体がもちません。実は、今回一緒に出かけたメンバーでD.D.R.経験者は私だけだったので、ずっと踊り続けていたことも原因の一つにあるんですが。
しばらくそうして踊っているうちに、ふと思ったことがありました。それは「3拍子の曲もちゃんと踊れるのか?」ということ。ぱっと曲が思いつかなかったので、何かいい曲はないか訊いてみたら、出てきたのが何と千昌夫の「星影のワルツ」。う~む…。でも、他に思いつかなかったので(こんな演歌でもちゃんと出来るのか?という興味もあったんですが)とりあえず入力。
結果は…結構踊れるものですね。ちゃんと3拍子の曲に合わせたステップが生成されていました。意外に激しいステップだったこともあり、仲間うちではこの曲が一番ウケが良かったみたいです。他の演歌で踊っても面白そうですね。ただ、長時間続けるのは辛いですね。今回は1時間でボックスから出てきましたが、しばらくは足腰がふらふら、頭もふらふら。相変わらず運動不足は解消されていないんですよね…。
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