先々週予告した大阪行きの詳細レポート、もうすぐ準備できます。もうしばらくお待ち下さい。
先週の話題にしたプロ野球のオールスターゲーム、結局セ・リーグの3連勝で幕を閉じました。これでついに8連勝、しかも一方的な試合展開が目立ちました。パ・リーグの皆さん、どうしちゃったんですか?。活躍してるのがイチロー選手だけでは寂しすぎますよ。個人的には、ドラゴンズの山崎選手が第2戦で最優秀選手賞を獲得したのが嬉しかったんですけどね。
NTTがISDN回線を使って提供する常時接続が可能なインターネット通信サービス、「フレッツ・アイ」が全国各地でスタートしましたね。前は「IP接続サービス(仮称)」と言われていたもので、家庭のコンピュータ1台ごとにIPアドレス(インターネット上でコンピュータを識別する番号)を割り当てて、常時接続できる環境を提供するものです。プロバイダ側もこのサービスに対応していないと利用できませんが、月々数千円の費用で何時間でも使い放題のインターネット回線を手に入れることが出来ます。これまでインターネット利用上の最大の問題点の一つは時間単位で課金される高い通信料金。「つなぎっぱなし」という言葉の魔力は強力です。
これまでも、ケーブルテレビの回線を利用するなど一般家庭向けの常時接続可能なサービスが提供されてきました。フレッツ・アイの環境は、通信速度こそこれまでのISDN回線と同じ64kbpsですが、既に全国に張り巡らされているNTTの電話回線を使うものですから、現在のところサービス提供地域は限られているものの、システムとしては全国どこでも提供可能で、「つなぎっぱなし」のインターネットを普及させるきっかけの一つになると思います。
こうした「つなぎっぱなし」のインターネット利用には便利な面ももちろんあるんですが、心配な点も出てきます。それは個人のプライバシー保護の問題。先にも少し触れましたが、インターネットに接続しているコンピュータには、全世界で1台に一つの番号であるIPアドレスが割り当てられます。これまでのように電話回線を使って接続するダイアルアップIP接続の場合は、プロバイダ側があらかじめ確保しているIPアドレスの中から、空いているものをその都度割り振ります。この場合、接続するごとに自分のコンピュータに割り当てられるIPアドレスは違ってきます。
ところが、常時接続のサービスの場合、IPアドレスは接続するコンピュータごとに専用のものが一つ割り当てられます。ということは、逆にIPアドレスから個人のコンピュータを特定することが出来る…ということになってきます。実際には、直接個人のコンピュータのIPアドレスを公開することなくインターネットが利用できる方法・システムもちゃんと存在します(これがネット犯罪者には悪用されたりもするんですが)から、即個人のコンピュータが特定できる事態にはならないと思っていますが。
IPアドレスはともかく、現時点でもインターネット上には個人のメールアドレスやクレジットカードの番号など個人情報が大量に流れています。こうしたものを、誰がどこで監視・利用しているかわかりません。アメリカでは、インターネットの利用者が送ってくる情報と既存の個人データベースを結びつけて、利用者個人を特定しようとした会社があるとか。怖い世の中です。
私の家では既にISDN回線を使っていますから、フレッツ・アイも選択肢の一つになってくるんですが、当面は今の状態で行こうと思います。現状で、7,500円分までが3,000円で使える「i・アイプラン」を使ってますから。7,500円分は時間にすると37.5?50時間分です。平日の日中は仕事場にいて使えないわけですから、私にはこのくらいの時間が使えればOKです。実際、今まで通信料が3,000円を超えたこともありませんしね。
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