2000年9月27日(水)
行程
浜松~(東名・名神高速~北陸道)~敦賀港・新日本海フェリー乗船~船中泊
走行距離
232.5km(通算232.5km)
※地図の複製は禁止します。
なぜ9月なのか
私の2000年最大のイベントは、この10日間以上にわたる北海道旅行だったかも知れません。学生時代に初めて行ったとき、その雄大な自然の姿に感動し、以来この北の大地の虜になり2度訪れています。しかし、広大なだけに2度や3度では回りきれず、まだ訪れたことのない場所もあります。今回は、そんな場所の中から日本最北端・宗谷岬を目指すことを目標の一つに据えました。
実は、今回この時期に北海道行きを計画するきっかけになったのは、母がある雑誌で見た北海道の紅葉。それを見た母が「元気なうちに行ってみたいねえ」などと縁起でもないことを言い出したものですから、これは一度連れて行ってやろう…と思ったわけです。これまでいろいろ親には迷惑をかけていますから、たまには親孝行の一つくらいしても罰は当たらないでしょう?。というわけで、母と二人旅の北海道旅行を計画しました。北海道の紅葉は9月下旬から始まりますから、出発はこの時期に設定しました。10月になればシーズンオフで各種料金も下がってきますから好都合ですしね。
ちなみに、その紅葉の写真が撮られたのは層雲峡から帯広方面に抜ける途中の三国峠。もちろん、ここを通るのも計画の中に組み込みました。他にも、前に私が行って感動した場所がいくつか予定に組み入れてあります。
なぜ敦賀なのか
北海道旅行を楽しむなら、移動方法は自動車に限ります。公共交通機関だけでアクセスできる場所は限られていますからね。北海道との行き来には飛行機を使い、レンタカーを借りる…という方法がスマートなんですが、レンタカーの料金は結構高いものになります。1,000cc程度の小さな車なら安く借りられますが、そんな車で数百kmを移動し続けるのは大変ですよね。
一方、普段から乗っている車を北海道に持っていく方法もあります。車だけ運んでもらえるサービスもありますが、一番安くつく方法はカーフェリーに乗っていくことです。我が家には日産・テラノという3ナンバーの高級RV車があります(私のではありませんが)から、これを持っていけば小さなレンタカーを借りるより安い費用でゆったりとしたドライブが楽しめます。ただし、非常に移動時間がかかる方法なので、日数的に余裕がないと使えませんが。
浜松から船に乗って北海道に向かう方法にもいろいろあります。今回、その中から敦賀?小樽間で運航されている新日本海フェリーを選択しました。地図を見ると一見遠回りをしているように見えますが、実は東京や名古屋などから出航する他のどの便よりも所要時間が短いのです。この路線には速力29.4ノット(時速約54.4km)という超高速フェリーが就航しています。その分、運賃にも急行料金が追加され少々割高なんですが。
テラノを運転して3時間半。敦賀港には夜7時頃に到着しました。夜11時半の出航まではずいぶん時間があったので、プロ野球のナイター(もちろんドラゴンズ戦)をラジオで聴きながら時間を潰しました。もうジャイアンツのリーグ優勝は決まっていましたから、もう一つ盛り上がりには欠けていましたけどね。
船はほぼ定刻通りに敦賀を出航。秋の日本海に飛び出して行きました。いよいよ「ミレニアム北海道」ツアーはスタートです。今回はどんなものが、どんなことが待ち受けているのでしょうか?
Mobile Check!
普段からモバイルITライフ実践家を自称する(?)私としては、10日以上もインターネットから離れることには耐えられません。……というのは冗談にしても、普段からE-mailなどでやりとりをしている相手もいますから、やはりメールチェックくらいはしておきたいものです。
というわけで、私は北海道にも自慢のモバイル機材を持って出かけました。顔ぶれはこんな感じです↓。基本的に車で移動するわけですから、持って行けるものは全部持って行く……と言う方針でした。
- ノートパソコン Panasonic CF-B5R
- CF-B5R用携帯電話接続ケーブル(携帯電話でのWebへの接続を想定)
- CF-B5R付属のモジュラーケーブル(公衆電話や一般固定電話での使用を想定)
- 携帯電話 NTT DoCoMo N502it
- PCカード型H”端末 SII MC-P200
この日のメールチェックは、フェリーの船室から携帯電話を使って行いました。パソコンとケーブルで接続しなくても、BIGLOBEではiモードからインターネットのメールがチェックできるサービスを用意しているので、早速この方法を使ってみました。さすがに沖に出てしまうと携帯電話もつながりませんが、沿岸部でなら意外に使えてしまうようです。
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