前回のフォローとして、宇都宮がなぜ「餃子のまち」なのか調べてみました。これは、総務庁が毎年行っている家計調査で、宇都宮市が餃子の1世帯当たり購入金額の日本一を続けた…というところから始まっているそうです。この調査は各県の県庁所在地で行われているそうですが、「餃子」が調査項目に加わった昭和62年以降宇都宮市からトップの座を奪ったのは何と静岡市だけ。実は意外に近いところに「餃子のまち」があったのですねぇ(笑)。
もう一つ、前回の記事で説明不足な点があったので補足します。実は、今回は福島県内で行われたあるイベントに仕事で参加するための旅行で、早めに現地入りしたんです。ですから、日曜日に「これから仕事に出かけます」となるわけです。出張に車で出かけて、事故にでも遭うと大変なんですが…運転に気を付けているのはいつものことです。普段だって人身事故なんか起こしたらクビになりかねませんから。
幸い、事故などに遭うこともなく昨日無事浜松に帰ってきました。今回は前回の続きと言うことで始めたいと思います。
会津若松の謎
日曜日の夜は、会津若松市内に宿を取りました。会津若松の街に入って最初に気が付いたのが、自動車用の信号機の向き。浜松の信号機は左から青、黄、赤の順で横に信号灯が並んでいますが、降雪の多い地域(北海道、青森、新潟で確認済)の信号機は上に赤、中央に黄色、そして下に青の順で信号灯は縦に並んでいます。上に雪が積もりにくいようにこんな形になっていると聞いた記憶があるんですが、会津若松で最初に見た信号機もこれ。ということは、ここも冬には結構雪が降るのかな?と思ったわけです。
ところが、市内を少し移動してみると、何故か横型の信号機も存在します。信号機の向きは降雪のバロメーターである…と勝手に思いこんでいた私には、訳が分からなくなってしまいました。実際に地元の方に訊いてみると、雪は「そこそこには降るけど、雪国の人たちに言わせれば大したことはない」とか。
夕食には、会津の昔ながらの郷土料理を食べました。昔の会津では、内陸ですから魚は塩漬けや干物のような加工品が普通だったのですが、これを上手く使った独特の味わいのある料理です。振り返って「浜松の伝統的な料理って何だろう?」…と考えたんですが、ついに思いつきませんでした。ちょっと寂しいですね。
しかし最大の謎は
月曜日は帰り道。私はちょっと足を北に伸ばし、喜多方に向かいました。喜多方と言えば蔵のまち、そしてラーメンのまち。ラーメンが大好きな私としては、すぐご近所まで来ているのに行かない理由はありません。それにしてもどうしてまたラーメンなんでしょうね?。宇都宮の餃子と同じくらい不思議です。まあ、それを言い出すと全国津々浦々にある「ご当地ラーメン」は、全て不思議なものになってしまいますけどね。
物の本によると、喜多方ラーメンの歴史は結構古く、発祥は大正時代にさかのぼるとか。市内には約130店ものラーメン屋があり、その中には確かに創業七十数年という店も存在します。しかし、朝食にラーメンを食べたり、お見合いの席にラーメンを出したり(ホンマかいな?)するほどのラーメン食文化が根付くというのはどこに理由があったんでしょうか?。結局謎は残ります。
喜多方ラーメンの特徴は、醤油味のスープと太めの縮れた麺…と言われていますね。中華料理臭さの少ない、いわゆる「らーめん」的なラーメンだと思います。ただ、全国の「ご当地ラーメン」のどれにも言えることですが、実際には店によってそれぞれ違ったラーメンが出てきます。本当はいくつかの店を食べ歩くのが楽しいんですが、残念ながらそこまでの時間と強靱な胃袋は持ち合わせていなかったので、食べたのは1杯だけでした。スープのだしに魚も使ってある美味しい「らーめん」でした。
前回の更新は、猪苗代湖畔からカード型H"端末を使って行いました。今回、旅行先のいろいろな場所で携帯電話とH"の電波受信状況を調べてみました。ちょっと人の集まる観光地なら携帯電話(iモードも含めて)が使えるのは今や当然ですが、H"も思っていたよりもずっと使えるということがわかりました。今後もいろいろなところで使えそうです。
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