例によって前座を少々。Netscape 6の正式版が登場したので、早速入手して動作を確かめてみました。画面レイアウトについては、ほぼ私の思っているとおりに表示されているようで、この点では一応「対応ブラウザ」としても良さそうです。ただ、気になるのはどうも使い勝手が悪いこと。画面の表示やスクロールも緩慢なような気がします。そのうち雑誌等の付録CD-ROMに掲載されると思いますから、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
プロ野球ドラフト会議がいつの間にか行われていたようです。大学・社会人出身の選手がプロ球団を「逆指名」できるようになってから、ドラフト会議は単なるセレモニーになってしまいました。ドラフト会議についても、私が何か書き始めると愚痴を並べることになりそうです。また気が向いたときに書くことにしましょう。
Weekly SSKでも先に採り上げましたが、スポーツ振興くじ「toto」の静岡県内限定の試行が引き続き行われています。今日行われたJ2の試合で第2回の結果が確定、払い戻しは明後日・21日から始まります。
結果についてもtotoのホームページで見ることが出来ますが、第1回は、購入者のうち3人が13試合全ての結果を見事的中、約600万円の配当を受けました。ちなみに、私は9試合的中、予想を外したのは4試合でした。第2回の結果は今日のJ2の試合結果を確認できていないのでわからないんですが、10試合を確認した現時点ではまだ当選の可能性を残しています。
「意外に予想通りになる」「このくらいまではまぐれでも当たる。この先が難しい」などいろいろ考え方はあります。予想するプロセスそのものを楽しむならともかく、賭博として考えた場合には11試合以上的中できなければ何試合当てても同じ…ということで、的中率の低さを考えると、やはりtotoは賭博としては成立しないでしょうね。
となると、やはりtotoは「くじ」として捉えた方がいいのでしょうけど、購入する過程で一人一人の判断が入ってきますから、そう単純に割り切れるものではありません。勝負は時の運だとは言え、考えれば全て的中できそうな気がしてしまうものです。そこが面白いところであり、逆に罠に陥りやすいところでもありますね。
今回totoの試行に参加してみて感じたのは、このくじを買うことによってJリーグの試合を観戦する姿勢がガラリと変わってしまったこと。そして、変わったことによる良い面、悪い面の両方が見えてきました。
まず良い面は、これまで見ていなかった試合にも興味が出てくること。何しろJ1、J2で開催される13試合全ての結果を予想するわけですから、試合中に他球場の結果が気になるだけではなく、当てに行くためには普段から各チームがどんな試合をするかを見ておくことが役に立つはずです。特に、テレビ中継も少なく、地元以外では注目度の薄いJ2に対して、これまでより注目が集まってくるということは考えられますね。J2の試合を見ていると、かつてJ1や全日本チームで活躍していた選手がプレーしているのを見られたりして、これまたなかなか面白いですよ。
一方、悪い面は、これまでのように純粋な応援が出来なくなること。例えば、静岡県にいる私としては、やはりジュビロやエスパルスが負けるという予想はしたくありませんが、徹底的に当てに行くなら対戦チーム間の戦力差を冷静に判断しなくてはなりません。その結果ひいきのチームが負けると予想したとき、あなたならtotoのマークシートをどう塗りつぶしますか?。そして、どのように観戦しますか?。複雑な心境に追い込まれるであろう事は想像に難くありませんよね。
実際、前回エスパルスがアントラーズに負けるという予想を書き込めなかった私は、見事に予想を外してしまったわけです。そして今回もエスパルスには期待を裏切られてしまいました。悲しい…。でも、もしこの対戦の予想を当ててもやっぱり嬉しくはなかったでしょうね。totoはひいきチームが勝つ予想で購入して盛り上がれば良いのかな?というのが私の感想です。来年3月、全国での正式スタートを楽しみに待つことにしましょう。
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