相変わらずメジャーリーグの日本人選手は活躍しています。イチロー選手は当然のごとく好調ですし、一時調子を崩していた新庄選手も3番打者に起用されるなど徐々に認められてきたようです。本人もやる気十分ですね。日本プロ野球にもこんないい選手がいることを、アメリカのベースボールファンも少しは理解してくれたでしょうか。
オールスターゲームのファン投票も始まり、日本人選手の出場を期待しようかと思っていたのですが、私ががっかりしたのはこのファン投票の用紙を日本で500万枚も配布すること。これならイチロー選手と新庄選手のファン投票選出での出場はほぼ確定でしょう…日本で日本人に投票しない人はまず考えられませんからね。アメリカの試合なんですから、アメリカの人たちにちゃんと選んでもらわなくてはダメですよ。その中でファンから選ばれてこそ、真にメジャーリーガーとして認められたことになるのだと思います。
先週の日曜日・母の日に私が買ってきたプレゼントはポータブルMDレコーダーでした。SONYのMDウォークマン、MZ-R900です。何だか最近SONY製品を買うことが多くなってるんですよね。壊れたらどうしよう?とか思っても、そこはやっぱり魅力的な商品で、「いいものはいい」と言うことになってしまいます。
これで「どうして母の日なの?」と思う人もあるかも知れませんが、侮ってはいけません。うちの母は結構MDを使いこなしているんです。「自由に選曲できて便利ね」だとか。…考えてみると、私の新しもの好きは遺伝かも知れませんね。
実は、これまで使っていたポータブルMDレコーダーが壊れてしまい、修理しようかどうか迷ったんですが、もうずいぶん長く使っている機械ですし、せっかくだから買い換えてしまおうということにしました。「もったいない」と言われる方もあるかも知れませんが、わかっていてもいろいろと思うところもあったわけです。
その理由は、先代のポータブルMDレコーダー(上・パイオニアPMD-R2)と並べてみるとよくわかります。見てください。こんなに小さいんですよ。一緒に並べて置いたMDのディスクとそれほど変わりません。上から見たサイズとしては、ちょうどこのMDをジャケットに収めたのと同じくらいになるのでしょうか。
さらに横からも見てみましょう。どちらも微妙に本体にふくらみがありますが、薄いところで比べてみると、厚みは3分の2くらいにまでシェイプアップされています。ジャケットに入れたMD2枚分くらいに相当するようです。
実は、もっと違いを感じるのは手に取ってみたとき。とにかく軽いんです。試しに重さを量ってみましたが、電池を入れた状態でPMD-R2は266g、MZ-R900は134g。ポータブルMDレコーダーは、何と5年間で半分の重さにまでなってしまったんですね。ただ、MZ-R900の方が少々密度が高いらしく、軽い中にもずっしりと来る感じがあったりします。そうそう、このMZ-R900のボディも今をときめくマグネシウム合金製みたいですね。塗装も高級感のある仕上げです。
重さは半分になりましたが、性能が半分になったわけではありません。そこが今時の工業製品のすごいところなんですよね。例えばバッテリーでの動作時間。バッテリーを並べてみると(上:旧、下:新)さっきの重さ比べの決め手がわかるかも知れませんが、これだけ大きさが(もちろん重さも)違うのに、動作時間はMZ-R900の方が2倍強長いんですよね。これでは古い機械を修理しても持ち歩く気にはとうていなれません。
さらに、2倍どころか4倍になってしまったものもあります。それは録音時間。ご存じの方も多いかと思いますが、MZ-R900は同じMDに通常の2倍、4倍の長時間録音が可能なMDLP規格に対応しています。さすがに4倍モードで録音すると音質の低下を実感できますが、便利なことは確かだと思います。長時間動作できるバッテリーと組み合わせて、いろいろと活用できそうです。ただ、MDLPはこの機械以外では聴くことも、録ることもできないんですよね。だからこそ再生専用機ではなく録音できる機械にしたんですが。
私は、普段出先で音楽を聴くときにはLet’s noteも活用しています。ただ、持ち歩く重量や連続使用時間のことを考えると、Let’s noteを持たずに出るときならこうした軽量な専用機の方が間違いなく有利です。自分でもたまには貸してもらおうと思っています…って、それじゃプレゼントなのかどうかわからなくなってしまいますね。まあ、しばらくは母に使ってもらって、あとは時と場合によってと言うことで…。
コメントを残す