アメリカ・メジャーリーグのオールスターゲームは、水曜日・11日(日本時間)に行われましたね。私は生放送を見ることは出来ませんでしたが、イチロー選手はヒットを放って盗塁も決め、佐々木投手は9回1イニングをきっちり抑えてセーブを挙げたそうです。もちろん活躍したことは嬉しいんですが、むしろあまりに順調すぎて逆に心配になりますね。連続試合出場記録を持ち、今期限りで引退を表明している「鉄人」リプケン選手がホームランを打つなど、他にもいろいろと見所はあったようです。
一方、日本プロ野球のオールスターゲームも近づいてきました。出場選手も決まりましたね。今年から投手は先発・中継ぎ・抑えの3部門を別々に投票することになりました。特に中継ぎ投手はこれまでなかなかファン投票で選んでもらえませんでしたから、ファン投票で選ばれることは非常に励みになると思います。パ・リーグの中継ぎ投手・大阪近鉄バファローズの盛田投手は、脳腫瘍の手術を受け、利き手の右手が動かなかった状態から見事復活を遂げた選手ですね。活躍を期待しましょう。
あともう一つ。totoでは前回1等を的中させて調子に乗っていた私なんですが、今回は3試合外して惜しくも当選は成りませんでした。10,000円を軍資金にして、今回はこれまでで最高額の1,600円を投資しましたが、ダメなときはやっぱりダメです。こうして人間はギャンブルで身を滅ぼしていくのでしょうか…ハマりすぎには気を付けましょう。それにしてもジュビロは強いですね。後半43分まで負けていたのに、終わってみればVゴール勝ちでした。
SSK Worldには、私の作ったいろいろなジャンルの作品が公開されていますが、その中で中心として考えているものはやはり自作・自演のオリジナル曲です。最近は他の部分ばかり更新しているような気もしますが、曲を作るためには多くの時間とエネルギーを集中させる必要があって、仕事で曲を作っているわけでない私にはこれ以上のペースで曲を作るのは大変です。暇を見つけてはこつこつとやってますけどね。
Music Worldの曲のほとんどを生み出してきた私の相棒がこれ。Rolandのシンセサイザー・D-70です。10年ちょっと前に中古で購入したんですが、外部音源を鳴らすためのマスターキーボードとして使い続けてきました。シンセサイザーとしても、他の楽器には決して真似の出来ない「とんがった音」を出してくれるんですが、Web上で公開するMIDIデータを作るためには標準的な音源で作らざるを得ない…という面があって、もう一つ能力を発揮できていなかったような気がします。
D-70を選んだ理由の一つは、当時のシンセサイザーとしては珍しく76鍵の鍵盤を持っていたことでした。さすがにピアノのような手応えのある鍵盤ではありませんでしたが、もともとピアノ志向を持っている私としては、鍵盤の数も音そのもの以上に重要でした。当時は61鍵が当たり前でしたが、これだと両手でのリアルタイム入力をしようとするとすぐに鍵盤が足りなくなります。
そんなD-70にも、最近老朽化の波が押し寄せてきました。最初に気になったのは、液晶画面のバックライト。だんだん暗くなってきて、最近ではもう点灯していません。液晶表示そのものは全く問題がないので、真っ暗なところでは使えないのが困る…という程度で、そのまま使っていました。
次に問題になってきたのが、鍵盤の動きが悪くなってきたこと。最初は、黒鍵で叩くと元の位置に戻ってこないものが出てきました。引っ張り上げると元の位置に戻ってくるんですが…何だか動きに妙に「粘り」が出てきました。理由がよくわからないまま、それでもごまかしごまかし使っていました。
しばらくして白鍵にも同じような症状が出てきて、原因がわかりました。鍵盤の裏側には、叩いたときの重量感を出すためか、鉄製の重りが貼り付けてあるんですが、これが剥がれて落ちてきているんです。接着剤が糸を引き、動きに粘着質の感じが出てきたようです。しかも、写真のように斜めに落ちていると鍵盤そのものが全く動きません。しかも、7、8カ所で立て続けに重りが落ちてきて、接着剤も独特の妙な臭いを室内にまき散らしてますし、イライラは募るばかり。これでは演奏もままなりません。
とりあえず落ちてきた重りは取り除いておきましたが、粘着質の感触は残ったままです。もともと、キーボードに限らず楽器は何でも指先の微妙な感覚が重要なわけですが、これでは曲作りの時にもストレスが溜まるばかりです。前から新しいキーボードの購入を考えてはいたんですが、いよいよ状況が切迫してきました。…というわけで、今回の話題は近日中に続編があると思います。また日を改めて。
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