このたび、我が家のネット環境が劇的に変わってしまいました。あまりに劇的だったので、特集で採り上げたいと思っているんですが、まだ準備が出来ていません。もう少しお待ちください。実は今週のネタも全く無関係とは言えないんですが。
Web上には、いろいろと有料のサービスが用意されています。例えば、某アイドルグループの公式ホームページには、活動予定などがアナウンスされている他に有料のコーナーがあって、ここではメンバーやプロデューサーの生のコメントが読めたり、オリジナルの壁紙が入手できたりします。そんなに高価なものでもありませんし、ちょっと覗いてみようかな?と思ったんですが、支払い方法はプロバイダのコンテンツサービスとしてクレジットカードで支払うか、電子マネーを使って支払うか。そう言えば電子マネーというものはまだ使ったことがありません。これは試しに使ってみようか…と思い立ちました。
今回、私が利用した電子マネーは「WebMoney」。その名の通りWeb上で買い物をしたり、有料コンテンツを見たりする時に代金として使えるもので、全国のパソコンショップやコンビニなどで購入できます。今回はローソンの店頭に置いてある情報端末・Loppiを使って購入しました。普通、WebMoneyはいわゆるプリペイドカードという形で、2,000円や5,000円のカードが売られているんですが、Loppiで買うと、カードよりはずいぶん大きなチケットがもらえます。何だかちょっと安っぽいんですが、WebMoneyの場合カードそのものに価値があるわけではないので、これで構わないんですよね。とりあえずは一番安い2,000円分を購入しました。
カードやチケットには、1枚ずつに固有の番号(スクラッチ番号)が記載されています。実際にWebMoneyを使用するときには、このスクラッチ番号の入力が要求されます。こうすることにより個々のWebMoneyを識別し、各番号に対応するWebMoneyのデータベースから所定の金額が差し引かれます。つまり、WebMoneyの残額は常にWebmoneyのサーバー側で管理されているわけで、これはWebMoneyのホームページでいつでも確認することが出来ます。
クレジットカードを使って支払うと、個人情報が送られることになるのでちょっと恥ずかしいところなんですが(ここに堂々と書いてれば同じことのような気がしますねぇ…)、WebMoneyでの支払いなら送られるのはスクラッチ番号だけ。WebMoneyを購入するときにも個人情報は全く必要ありません。クレジットカードやデビットカードを使った決済とは違い、個人情報を全くやりとりせずに支払いが行えるのが電子マネーのいいところですね。毎回番号を入力しなければならないのは面倒なんですが、気分としてはまさに小銭入れから硬貨を取り出して支払うのに近い感覚で使えます。金額的にも最高で10,000円が単位になるので、使い過ぎもある程度は抑制できそうですね。
ところで、WebMoneyはホームページ上でのネット販売も行われていて、自宅にいながらにして入手することが出来ます。それ自体は確かに便利なんですが、このとき決済に使うのはやっぱりクレジットカード。ということは、WebMoneyを買うために個人情報を渡さなくてはならないわけです。実際のシステムがどうなっているのかはともかく、クレジットカードの情報とWebMoneyのスクラッチ番号を対応させて記録できる可能性があるわけですから、せっかくの利点が消えてしまいます。何だか本末転倒のように見えますね。
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