先週末に続いて、ついに3週連続になってしまったWeekend SSK。今回の目的地は群馬県の隣県・栃木県の日光です。日光と言えば、忘れもしない1年前。あのときには、訪れたにもかかわらず十分には楽しめなかった…という記憶があります。ですから、今回の日光行きは私にとっていわゆるリベンジの思いもあるわけです。
そんな事情もあって、一番心配だったのは当日の天気。それまではまずまずの好天だったのに、よりによって前日の夕方ににわか雨があり、「また雨か?」と心配してしまいましたが、幸い当日・土曜日の朝は晴れ。意気揚々と出かけました。
日光と言えば、最も有名な観光地の一つが日光東照宮。江戸幕府を開いた徳川家康を「東照大権現」としてまつった神社で、豪華絢爛な建築が特徴ですね。1999年12月には日光の他の社寺共々世界遺産にも登録されました。1年前には駐車場のあまりの混雑に立ち寄ることを諦めた、まさに因縁の地。そして、今回最大の目的地でもあります。
今回は、東照宮の拝観が始まる朝8時に到着するように出発。国道122号線から銅山で有名な足尾町経由で入ったので(詳細地図(51.4KB)参照)、渋滞にもそれほど巻き込まれることなく8時10分前に到着しました。駐車場はまだどこも空いていて、表参道入り口にある市営の駐車場に停めました。東照宮の境内もまだ人はまばらで、有名な陽明門前での記念撮影(赤い上着を着てるのが私です)も簡単に出来ました。有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿など他にも見所はいろいろとありますが、ゆっくりと見て回ることが出来ました。
一回りして出てくる頃になると、ご覧の通りの大混雑。修学旅行らしい子供たちの一団、団体客のご婦人たち、…これでは人を見に来るようなものです。もちろん駐車場も満車状態で、駐車場の空くのを待つ車が行列を作っていました。早めに出かけてきて良かったですね。
日光東照宮で見かけた面白いものの一つが、この案内看板。複数の外国語で併記されている看板自体は他の観光地でもよく見かけるんですが、この看板に書かれている言語数はただごとではありません。何とその数11言語。日本語、英語、中国語、ハングル、ドイツ語…中にはいったいこれって何語ですか?というものまであります。これだけ多くの言語で書くだけの需要が果たしてあるのか少々疑問でもありますが、こんなグローバルな看板を掲げてしまうところがさすがは世界遺産?…とか妙に感心してしまったところです。
東照宮を出た後は、いろは坂を登って中禅寺湖方面に向かいました。日光はちょうど紅葉シーズン真っ盛り。急なヘアピンカーブの連続するいろは坂では、当然のように大渋滞が起きます。まあ、この大渋滞のおかげで、運転手の私でも堂々と窓の外の景色を見ることが出来たりしますが。先週の尾瀬沼と同様、いろは坂から上(帰りは金精峠から群馬県側に抜けました;詳細地図参照)では赤、黄、緑といろいろな色の入り交じる美しい紅葉を見ることが出来ました。それにしてもこう言うときはバイクがうらやましいです。こんな風に渋滞の間をすり抜けられますから。
いろは坂を登り切るすぐ前にあるのが明智平。ここの駐車場からも男体山と日光の紅葉を一望することが出来ますが、ここからロープウェイを使って展望台に登ると(去年は悪天候で登る気にならなかったんですが)景色が一変します。奥に見えるのは中禅寺湖、そこから流れ落ちているのは華厳の滝。この2大観光スポットを眼下に一望できる場所はここくらいでしょう。ロープウェイの運賃は往復710円、所要時間はたったの2分。十分登る価値があると思いますよ。
去年訪れた華厳の滝や戦場ヶ原にも足を運びました。季節や天候が変わると、またひと味違った姿を見せてくれるものです。華厳の滝では、前回は悪天候のために乗るのをやめた有料エレベータを使い、無料展望台から100m下まで降りてみました。滝壺に近い高さの水しぶき舞う展望台からの眺めはまたひと味違います。
もちろん、ここにお見せした以外にもパノラマ撮影を含めいろいろな写真を撮って来ました。Photo Worldに公開したので、どうぞお立ち寄りください。
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