アメリカ・メジャーリーグベースボールのワールドシリーズでは、激戦の末にアリゾナダイヤモンドバックスがニューヨークヤンキースを4勝3敗で破り、全米一になりましたね。日本時間では昼間に行われる試合なので生で見ることはできませんでしたが、新聞記事やスポーツニュースで知る限りでは手に汗握る好ゲームが多かったそうです。ダイヤモンドバックスのチーム創設から4年目でのワールドシリーズ制覇は史上最速だとか。その快挙そのものはもちろん、4連覇を目指していたヤンキースを破ったことの方が私にとっては嬉しかったですね。どうもヤンキースは日本のあのチームとイメージが重なってしまって好きになれません。本当はもう一つ、全米一を決める試合が「ワールドシリーズ」と呼ばれていることも引っかかるところなんですが。
それとは全く関係ないんですが、コンビニで面白いものを見つけました。「行列のできる店のラーメン・こってり京都」。日清食品のカップラーメンですね…いつ頃から売っていたのかはわからないんですが。京都で「こってり」と言えば、前にWeekly SSKでも触れている「天下一品」のこってりラーメン。そのネーミングに惹かれて思わず買ってきて味見をしてみました。さすがにあのこってりさには及びませんが、パッケージ中の液体スープに妙に弾力性があったりして、なかなかがんばっています。
…といったところで話はさらに変わりますが、「Weekend SSK強化月間」の第7週目は丸沼高原にやってきました。丸沼高原は尾瀬方面から日光に越えていく国道120号線沿いで、日光に行ったときにも帰り道に通ってきた場所です。「丸沼高原」と言うくらいですから近くには丸沼という湖があって、釣り客で結構にぎわう場所なんですが、今回の目的はそれとはちょっと違います。
丸沼高原と言えば、群馬県内で最も早くオープンするスキー場(丸沼高原スキー場のHPはこちら)があることでも有名です。今月頭にはもう滑れたというのですから、雪のほとんど降らないところに住んでいる私からするともう驚きを超えて笑ってしまいます。と言うわけで今回の目的は今シーズンの初滑り。11月に初滑り…なんて生まれて初めてです。
いくら群馬県の、しかも標高1,000mを超える高地だとは言っても、さすがにまだ11月。スキー場は人工雪を散布して作った一番下のゲレンデだけの営業でした。ゲレンデの周りにはまだ雪が全くなく、緑の芝が見えています。ちょっと遠くに目を移すと、カラマツの黄色い葉を付けた姿も見えます。先週あたりなら、「紅葉の中でスキー」という優雅な楽しみ方もできたかも知れませんね。
ゲレンデ1本、リフトも1本というこぢんまりとした営業ですが、それでも近辺で営業しているスキー場はここと谷川岳天神平スキー場(3週間前に登ってきましたが)の2箇所だけ。というわけで、お客さんは結構たくさん来ていました。当然のことながらリフト前は大混雑。3分ほどで滑り降りてくるために15分くらい待たなくてはなりません。まあ、贅沢は言えませんけどね。
このときのために出張先への荷物にはスキーウェアも忍ばせてありましたから、現地で借りたのは道具だけ。スキーでも、スノーボードでも、何とファンスキーでも貸してもらえるんですが、やっぱり基本は真っ直ぐ…ということで、ごく普通のスキーを借りることにしました。
最初は、凍り付いたようなかなり固い雪質で苦労しましたが、そこはやっぱりまだ11月。気温が上がってくるにつれて溶けてきて、今度は湿った重い雪に手こずることになってしまいました。実際に滑っていても気温の高さは実感できました。スキーウェアを着ていると暑いんです。汗をかきながら滑りました。何しろ車に戻ってきてエアコンのスイッチを入れたら冷房が作動しましたからね。それでも、少しずつスキーへの乗り方にも慣れてきて、昼過ぎまで今年の初滑りをじっくりと楽しむことができました。昼食のカツカレーがスキー場の1,000円の食事にしてはボリュームがあって美味しかったことも付け加えておきましょう。
スキーを楽しんだついでに、ゴンドラに乗って山の上まで行ってみることにしました。このゴンドラはスキー場が全面オープンするとゴンドラリフトとしてフル回転するんですが、今日がオフシーズン(?)の観光向け運転の最終日でした。ゴンドラの中からは、丸沼も見えました。尾瀬の燧ヶ岳、さらには谷川岳も遠くに見えましたよ。
山上の展望台からは、関東以北の最高峰、日光白根山(標高2,578m)を間近に一望できます。山頂だけでなく、展望台周辺も真っ白に雪化粧していました。さすがにああなってしまっては素人には登れませんね。それにしても、この山頂展望台の標高がちょうど2,000m。あれだけ苦労して登った谷川岳の山頂よりも高い場所だなんて…正直なところショックを受けました。でも、山登りの価値は標高だけで決まるものではありませんからね。気にしない、気にしない。
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