今年最後の日曜日がやってきました。Weekly SSKは一昨年8月の開始以来これで3度目の年越しを迎えます。数えてみると、号外を含めて今回で実に通算178回目。ここまで1度もサボらず「最低でも週に1回の更新」が続いてきました。
ときには、日曜日の朝になっても記事になりそうな話題が見つからず、締め切りに追われる作家のような心理状態に追い込まれることもありました。私自身が運営するWebサイトなんですから、そこまでのプレッシャーをかける必要は全くないんですが…。それでも別に辛かった訳じゃないんですよね。むしろそのプレッシャーが快感だったりして…って、それではちょっとアブない人ですが、逆に何も書かないままだと何だか気持ち悪いんです。こうなってしまえばしめたもの。惰性でも何でも続けられそうです。もちろん、大事なのは中身だと思ってますが。
21世紀最初の年である今年。始まりというのは何か明るいものを期待したくなるものですが、実際にはこれまで続いてきた不安感を引きずったまま1年が過ぎたような気がします。相変わらずの不況には、未だ出口が見えません。頼みの綱と思っていた皇太子殿下ご夫妻のお子さま誕生も、決定的な材料にはなりませんでした。前にも書きましたが、景気の善し悪しは人々の心が作る…という面があると思います。こんなときだからこそ落ち込まずに、出来る限り明るく行きたいものです。
1万円を切るかどうかが分かれ目…と言われていた平均株価は、飛行機が高層ビルに突っ込んであっさりと9,000円台に突入しました。アメリカを舞台に起きたあの信じられない事件は、その後の世界の流れを決定的に変えてしまいましたね。私自身にも大きな影響を与えました…それこそ曲が出来てしまったくらい。今後の世界の情勢はどうなっていくんでしょうか。今までにない大きな変化のありそうな予感はありますが、それが何かはまだわかりません。
(現在、この曲の公開は終了しています)
個人的には、9月下旬から11月まで仕事で群馬に行っていたときのことがいろいろな意味で印象に残っています。仕事そのものでも得るものは多かったんですが、この間のWeekly SSKを見ていただければわかるとおり、それ以外にも今までに体験したことのないことをいろいろと体験できて、今年の秋は本当に実りの多い秋でした。それでも、私としてはまだまだ満足はしていません。今度はまた違う季節に行ってみたい…そう思わせる2ヶ月間でした。
SSK Worldとそれを取り巻くインターネット関係で今年最大の変化は、やはりブロードバンド環境の普及でしょう。今年の「流行語大賞」の一つにも「ブロードバンド」が選ばれました。特に、従来の電話線をそのまま使うADSLが「安価・高速・使い放題」の環境を身近なものにしてくれましたよね。実際に私の自宅のネット接続も今年ADSL化しましたが、1年前のことを考えると現在の状況はとても予想できませんでした。1年前にはISDNで64kbpsだった通信速度も、今では条件さえ揃えば1Mbpsに迫る勢い。実に10倍から15倍くらいになりました。まさに桁違い。
「つなぎ放題と言ってもそんなに使わないよ」「メールしかしないから高速でも仕方ないよ」などと言う人もいますが、手元にブロードバンド環境があるとインターネットの使い方が間違いなく変わります。このあたりについては改めて触れたいと思っていますが、モデムを使ってダイヤルアップ接続するのと比べたら、間違いなく乗り換える価値はあると思いますよ。これも世界を劇的に変えるもの…と言っても過言ではないと思います。
今年は、本当にいろいろな出来事や変化の多かった一年でした。きっと来年もいろいろな出来事が起こり、様々な変化が訪れることでしょう。そんな中で、ただ単に時代の波に飲まれていくだけではなく、自分の目で見て、実際に触れ、自ら考える姿勢を持つことを大事にしていきたいと思っています。いったい来年はどんな年になるのでしょうか?。楽しみにしておくことにしましょう。
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