これまで私がスキー場に出かけるときには、現地でスキー板などの道具を借りることにしていました。友人の持っている道具を借りることもありますが、大抵はお金を払ってレンタル…ということになります。道具を借りる場合、家からゲレンデまで大きな荷物を運んでいく必要がありませんし、その場の気分でスキーか、スノーボードか…などと道具を選ぶことだって出来ます。しかも、「借りて→使って→返す」だけですから、後で道具のメンテナンスをする手間だって考える必要がありません。
ところが、問題になってくるのはレンタル料。店によってもずいぶん違いますが、スキー場に併設の店で1日借りると3,000円?4,000円くらいかかってしまいます。リフトの1日券も同じくらいの値段で売られているわけですから、これは結構な出費になります。考えてみると、10回も道具を借りれば自分の道具が買えてしまう計算になりますよね。
今年最初のスキーには間に合いませんでしたが、今年は自分の道具を買おう!と思った私。しかし、店に出かけてから思いっきり迷ってしまったんです。何しろ、これまで普通のスキー、スノーボード、ファンスキー…と一通り試してみて、それぞれのおもしろさを体験してしまいましたから、「どんなデザインのにしようか」とか「いくらくらいの予算で抑えようか」とか考える以前に、どの道具を買おうかを考えてしまいます。店の中をぐるぐる歩き回りながら、しばらく時間が無駄に過ぎてしまいました。
結局のところ落ち着いたのがこんな組み合わせ。スキー板には、ロシニョールのDEUXIEME FLASHを選びました。ファンスキーよりはずいぶん長いんですが普通のスキーと比べると極端に短い138cm、しかも後端も円く反り上がったツインチップ形状がポイント。普通のスキーとして滑るのも良し、曲乗りに走るのも良し…といった感じでしょうか。裏を返すと中途半端でどっちつかずになる危険性はあるんですけどね。ちなみに売値は専用のビンディング装着済みで19,800円。このビンディングが、ブーツサイズを簡単に変更できるもので、何人かで使い回すことも出来たりするんですよね。なかなか楽しい仕掛けです。
ブーツについては、1万円を大きく割り込む値段で売り出し中だったものにちょうどサイズの合うものがあったのでこれを購入。さらに、スキーのケースと伸縮式のストックはセット割引と言うことで半額で購入。ストックは別になくても滑るのには問題ないんですが、あれば普通のスキーのような「攻め」の滑り方も楽しめますから、ついでと言うことで。
そんなわけで、これだけ買って30,000円以内で済んでしまいました。この時期になると、スキー・スノーボード関係はもう在庫一掃セールに入っているんですよね。自分の希望と一致しさえすれば、かなり安い買い物をすることが出来ます。DEUXIEME FLASHも、年末に見に行ったときにはまだ2万円台半ばで販売されていました。ただ、買い物の時期を見誤ると店は空っぽ…という可能性もありますけどね。
せっかく自分のスキーを買ったんですから、やっぱりスキー場に行って実際に滑ってみなければなりません。自分の板をちゃんと自分で乗りこなせないとカッコ悪いですからね。まずは慣れなくては。…というわけで、早速これから出かけるとしましょう。結果報告はまた改めて。それでは、行って来ま?す(笑)。
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