衆議院議員・鈴木宗男氏に対する様々な疑惑が明るみに出る中、歌手の松山千春氏がテレビ番組に出演して、鈴木氏を擁護する発言をして、テレビ局には抗議電話が殺到したそうですね。二人は共に北海道出身。同じ高校の先輩・後輩の間柄で、親交も厚かったようです。世間では今まさに「宗男バッシング」の嵐。窮地に立つ先輩の姿を見て居ても立ってもいられなかった…というのが実際のところだったようです。
様々なメディアで伝えられる情報が事実だとすれば、これは社会的に許される話ではないでしょう。しかし、支援者も次々と離れ孤立してしまう中で、松山氏のようにかばってくれる人がいるのは鈴木氏にとっては嬉しい限りだったのではないでしょうか。非難の嵐の矢面に立ってしまうことは容易に想像できる中で、敢えてこうした行動を取った松山氏の度量を見せつけられた気がしました…別に、一度コンサートに行ったから擁護するというわけでもないんですが。
先月登場した日本語ワープロソフト・一太郎12なんですが、最初こそ様子見をしていたものの、結局購入してしまいました。ATOK15は相変わらずの高いレベルを維持しています。話題の関西弁モードも、「おっ、結構行けるやん、関西弁変換。試しに買うてみたんやけど、全然間違えへん」…と、こんな漢字交じり文に一発で変換してしまいます。私自身は関西出身ではないんですが関西出身の友人は結構多いので、ついついつられて謎の関西弁風言語を話してしまったりします。そんな状態の表現にも結構便利かも知れませんね。あと、ミーハーな登録単語は相変わらずです。「がくと」の変換候補に「Gackt」があったりして。
今回は、一太郎は要らないのでATOK15だけ購入しようかな?と思っていたんですが、価格表を見比べて考えを変えました。ATOK15には通常の製品の他にバージョンアップ版が存在しますが、バージョンアップ対象は旧バージョンのATOK単体製品だけなので、定価9,800円の製品版を購入しなくてはなりません。一方、一太郎12のバージョンアップ版(こちらは旧バージョンの正規ユーザーなので購入できます)は8,000円で、こちらの方が安価なんです。
パソコン関係の話題をすると、切っても切り離せない話題の一つがバージョンアップ。ソフトウェアの多くは、不具合の修正や新機能の追加を行い、世代交代を行います。一時期は、ソフトのバージョンアップが行われるとすぐに新しいものに入れ替えていた私なんですが、最近はしばらく様子見…ということも増えています。特別な場合を除いて、バージョンアップでも新しいソフトを購入することには変わりがないわけで、そうなると出費が馬鹿にならないんですよね。ただ、先に挙げた一太郎の場合もそうですが、バージョンアップ専用版は通常販売よりも大幅に安い価格が設定されていますから多少負担も少なくなりますが。
バージョンアップにも、不具合の修正が中心の小規模なものと、新しい機能の追加など行われる大規模なものがあります。前者なら、よりよい環境を作るために役立ちますし、無償で提供されることも多いので積極的に進めていますが、後者の場合はそうとばかりも言えません。大幅に作り替えられることが多く、そのために新しい問題点が出ることが結構良くあります。また、新機能が増えることによって動作が緩慢になることもありますし、旧バージョンで作成したデータとの互換性が問題になることも出てきます。いろいろ考えると、必ずしもプラス面ばかりとは言えないようです。
ソフトウェアの動く土台であるOSそのものにもバージョンアップがあります。そして、全てのバージョンアップで一番ややこしいのがこのOSのバージョンアップだったりします。OSのバージョンアップによって、その上で動いている全てのソフトウェアがその影響を受けます。新しいOSでは全く動作しないソフトもあったりしますから、この場合は動作させるためのバージョンアップが必要になったりします。また、ハードウェアを動作させるためのドライバはソフトウェアの一つであり、これも当然影響を受けますから、最悪の場合そのハードウェアが全く使えなくなってしまいます。
パソコンを使う上で最も大事なことは、それを使って自分の行いたい作業が快適に行えるのかどうかです。OSのバージョンアップにより、どんなに全体的な動作が快適になったとしても、目的としていることが出来ないのでは全く意味がありませんよね。ですから、OSのバージョンアップをするときには、そのことによってどうパソコン全体の環境が変わってしまうのか、正しく把握する必要があります。少なくとも、現状に不満を感じていなければバージョンアップはするべきではないでしょう。
「レッツノートのある暮らし」や「自作PCドタバタ日記」などの中で、バージョンアップが記事になることも結構多いですよね。冷静にパソコンを道具として見ると、私自身でも「どうしてここでバージョンアップしなくちゃならないの?」と思う場面の方が多かったりもします。それなのにどうしてバージョンアップするの?と問われたら…これはもう「新しもの好きな性質が災いしている」としか言いようがないですね。そのおかげでいろいろと失敗もしているわけですが、そんなこともまとめて記事にしておくことにしています。こうしておけば、私自身も情報の整理が出来ますし、もしかすると同じ問題に直面した人たちに参考になることがあるかも知れませんしね。
コメントを残す