ガタが来てます
前回の最後に、「B5Rにも疲れが見えてきている」と書いたわけなんですが、私がCF-B5Rを購入してから1年9ヶ月になります。この期間が長いか短いのかは人によって感じ方が違うと思うんですが、ほぼ毎日電源を入れて、ほぼ毎日メールを書いて、SSK Worldの更新のための文章も書いて…と徹底的に使い込んでいますから、いろいろな部分にガタが来るのは仕方ないことだと思います。
ガタが来ると言えば、一番危なさそうなのが実際に動く部分であるキーボードとトラックボール周り。ところが、この部分は意外なほど元気です。B5Rのキーボードには金属パンタグラフが使われています。やっぱり金属パーツは耐久性が高いんでしょうね。トラックボールも、光学式で機械的な接触点が全くありませんから、これまた壊れにくいパーツです。トラックボールのボタンも今のところは正確に動作しています。
ところが、その一方で劣化を如実に感じるパーツがあります。それは、液晶ディスプレイのバックライト。点灯させた直後に見ると、周辺部がかなり暗く、特に左側の部分がかなり赤っぽく映るのがわかるようになりました。しばらくそのままにしておくと状況は幾分改善して、赤っぽい色は完全に解消されますが、周辺部がやや暗い感じを受けるのは変わらないようです。また、逆に中心部だけが暗い…という現象が見られることもあります。どちらにしても、購入直後にはそんなことは気にならなかったんですから、やはりガタが来始めたんでしょう。
筐体内部には他にも劣化しやすい部分があります。それは、モーターが回転する部品であるハードディスクと冷却ファン。ハードディスクについては一度交換しているのでそれほどでもないんですが、最近ファンの回転音がやや大きくなったような気がします。
実は、ファンについては一度大事件がありました。全くファンが回転しなくなってしまい、温度が何と90度Cまで上がってしまったんです。これは修理か?と思いながら一応分解してみたら、こんな大きな埃がファンに詰まっていて回転を止めていたことが判明。これを取り除いたら無事復活しました。
おまけにケガまでさせちゃいました
こんな風に最近はちょっと疲れも見えてきたB5Rなんですが、そんなところに追い打ちをかけてしまうような重大事件が起きてしまいました。それは3月のある日のこと。私は毎日B5Rを持って職場に通っていますが、この日は職場の送別会があって結構たくさん飲みました。酔っぱらいの私がちょっとふらふらしながら家路に向かう途中、開いていた鞄の中からB5Rの入ったインナーバッグがポロリとこぼれ出て石畳の上に落ちてしまったんです。
一瞬にして酔いも覚めてしまった私。とりあえずその場で電源を入れ、ちゃんと起動できることだけ確かめて安心し、そのまま家まで持って帰ったんですが、家で鞄を開けてみるとこんな事になっていました。見ての通り、プラスチック製の筐体の角が見事に欠けてしまっています。前面右側の角も、欠け落ちてはいなかったもののひびが入った状態になってしまいました。さすがに全てが無事では済まなかったようです。
とりあえず、ひび割れた部分にプラスチック用の接着剤を塗って補強しておきました。本当は、この穴も塞いでおきたいところなんですが、強度を保ったまま、しかも外観を損なわずに補修できる方法を今のところ思いつかないのでそのままにしてあります。どちらにしても、このままでは持ち歩くのにも不安が残ります。そうなってくると俄然魅力的になってくるのがCF-R1の丈夫さ。最近のLet’s noteは30cmからの落下による衝撃に耐えることになっているそうですね。物欲モードが盛り上がってきてしまいます…でもここは抑えて、抑えて。
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