自動車運転免許の更新に行ってきました。朝8時30分から始まるところを8時15分頃に行って待っていたので、ほとんど待ち時間もなく手続きが出来ました。前回の更新のときには視力検査に引っかかってしまい、その日のうちに大至急眼鏡を作ってもらって何とか更新を間に合わせた(有給休暇を取って出かけてますからね)…というなかなかハードな更新だったんですが、今回はそんなトラブルもなく、9時過ぎには新しい免許証を手にすることが出来ました。
運転免許と言えばいつも思うことは、免許証の写真はどうして上手に撮ってもらえないんだろう?ということ。証明写真の類はどれもそうなんですけど、にこやかに笑うわけにも行かず、どうも堅苦しい変な表情になってしまいます。前回はボサボサ頭のとんでもない姿で5年間使う羽目になってしまったので、今回は一応きちんと身なりを整えて出かけたんですが、できあがった写真を見るとやっぱり何だか変な表情をしています。免許証の写真はしばしば「犯罪者みたい」と形容されますが、そうなってしまうのはやっぱり警察署で撮影しているからなんでしょうか?
いわゆるゴールデンウィークももうすぐ終わろうとしていますね。ゴールデンウィークの後半といえば、地元・浜松には浜松まつりという一大イベントがあることは私も前にここやここで触れていますし、浜松市のホームページでもその概要を知ることが出来ます。
近年は、見に行くことこそあるものの参加する側には回ることがなかった私なんですが、今年は友人に誘われて夜の「練り」に久しぶりに参加することにしました。考えてみると、参加するのは実に10年ぶり。徳島の阿波踊りには「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」なんてフレーズがありますが、浜松まつりも参加してみて初めてその楽しさが理解できるもののような気がします。参加しなくなったのにもそれなりに理由があるんですが、それでも「出よう」と決めたときには何故かわくわくするものがありました。
長期間のブランクがあったのでちゃんと動けるかどうか心配だったんですが、太鼓やラッパの音、さらにかけ声なんかを聞くと、勝手に身体が動いて声も出てくるものです。小さい頃から身体に染み込んだリズムですからね。気が付くと、友人たちと一緒なのを忘れて輪の中心に飛び込んでいたりして、すっかり元通りのペースに戻っていた…という感じでした。ただ、やっぱり気になったのは全体の統制が今ひとつとれていないこと。一昨年見たときほど酷いことはなかったんですけどね。道一杯に広がって歩くのは他の通行者に迷惑になります。
ところで、今回は友人と一緒に参加するということで、昔参加していた町内会とは別の所に参加させてもらったんですが、実は町内会ごとに練りのやり方が結構違う…ということに気が付いてしまいました。例えばラッパの吹き方。微妙に音程が違うとは前から感じていたんですが、吹いているフレーズ自体がかなり違います。今年聞いたものの方がずいぶん現代的な感じを受けましたね…ファンファーレも格好良かったですし、太鼓の方に時々ブレイクが入ってラッパがこれにシンクロしたりして。私がこれまで慣れ親しんでいたものは、これに比べると昔ながらの伝統的なスタイルと言った感じでしょうか。
そして、もう一つ違和感を感じてしまったのが初子のお祝いをするときの手順。私は、これまで初子のお祝いをする家に着いたら最初に中央で親子を取り囲んで、お祝いの万歳三唱をして、その後ひとしきり練り回った後で、振る舞われるお酒や食事をいただく…というスタイルが当然だと思っていたんですが、今年参加した町ではちょっと違いました。到着して、最初に取り囲むところまでは一緒なんですが、その場に座って最初に一服してしまいます。お酒をもらったりしてちょっといい気分になったところで、何故かお立ち台の上に子供たちが上がってジュースをペットボトルからラッパ飲み。続いて大人たちが一升瓶をラッパ飲み。最後にもう一度親子の周りを取り囲んで、本来の仕事(?)である万歳三唱→練りと続いていました。
先にお酒をいただくこと自体は、単純に手順の前後だけなので別に問題ないと思うんですが、ラッパ飲みはいただけません。酒のラッパ飲みはどうしても大量に飲んでしまいがちで、しかもこういう周囲から煽るスタイルだと飲み過ぎて身体に悪影響を与えるかも知れません。先に子供たちがやるのは将来に向けた「教育」だと思うんですが、これが原因で将来当たり前のように酒をラッパ飲みして体を壊す…ということになりはしないか心配してしまいます。
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