サッカー・Jリーグ1部は、昨日の試合で前半戦である第1ステージが終了し、隣町の磐田市に本拠を構えるジュビロ磐田がステージ優勝を決めました。やっぱり地元のチームが勝つのは気持ちいいですね。ジュビロには、第2ステージも優勝して前人未踏の完全制覇を成し遂げるという夢がかかります。ひいき目抜きにしても、現在のJリーグではこれを実現できる可能性が最も高いチームの一つだと思います。頑張れ、ジュビロ!
ちなみに、今季はもう一つ奮わないことが多かったtotoの予想でしたが、今回・第52回は3試合の予想を外し、惜しくも3等を逃す…という結果になりました。それでも久々に的中率の高い予想でしたから、次回につながる良い結果と捉えることにしましょう。その「次回」はもう今週末になるわけですが。
サッカーから野球に目を移してみると、今年の夏も甲子園球場では高校球児たちが暑い中で熱い試合を繰り広げています。今年の静岡県代表は浜松市の興誠(こうせい)高校。初登場の2回戦では、ブラジルからの留学生を軸にした日章学園(宮崎県)を相手にとんでもない熱戦を演じた末に、見事勝利をもぎ取りベスト16に進出しました。3回戦では、創部2年目で甲子園にやってきた新鋭・遊学館(石川県)に敗れてしまいましたが、テレビで観戦する私たちを十分楽しませてくれたと思います。
正直なところ、静岡県は高校野球の強い県だとは思いません。春のセンバツでは3年連続で静岡県からは代表が選ばれていませんし、夏の高校野球でもなかなか上位に進出できません。最も最近高校野球で優勝した静岡県の高校は昭和53(1978)年センバツの浜松商業…というくらいですからね。このときのことは実はあまり覚えてなかったりします…さすがに四半世紀前のことですし。
春のセンバツと違い、夏の大会の場合は静岡県代表が必ず1校出てきますから、とりあえずその高校を応援することが出来ます。ただ、静岡県も新幹線が通り抜けるのに1時間かかるくらい広い県ですから、一番西の端の浜松に住んでいる私にとっては、東部の沼津や三島などの高校が出ていてもあまり親近感がありません。「高校野球は嫌い」とか言いながらも、やっぱり今年のように浜松市の高校が出ていると応援にも熱が入ります。もちろん野球に、スポーツに限ったことではなく、どんな競技会でも地元の選手が出ていると親近感が湧いてきますよね。大会の規模が大きくなってくると、浜松市の選手から静岡県の、東海地方の、日本の選手…とだんだん許容範囲が広がってくるわけですが。
実は、前から思ってるんですが、もしかすると静岡県では身体能力の最も高い優秀な人材はサッカーに取られてしまうんでしょうか?。その証拠に、サッカーではあまり強くない静岡県西部には、意外に野球の強い高校があったりします。でも、中部、東部の高校にも結構野球が強いところがあるわけで、全然当てにならなかったりしますが。それに、野球の上手い小・中学生がいても高校は野球留学で他県に出てしまったりしますからね。例えば横浜ベイスターズの鈴木尚典選手は横浜高校卒ですが中学校は浜松市内…という隠れた地元の名選手なんです。サッカーの有望選手が他県から静岡県の高校に進学するというパターンもあるわけで、このあたりはお互い様とも言えますが。
さらに話題をプロ野球に移してみると、準地元とも言える中日ドラゴンズは残念ながら相変わらず奮いませんね。まだ8月半ばだというのに、両リーグ共に優勝へのマジックナンバーが云々されています。でも、マジックナンバーはときには消えることもあるからマジックなんですよね。一方で再点灯したときには驚くほどその数字が減っていたりしますが…。とにかく、まだまだ秋風を吹かせるには早すぎます。2位以下のチームが首位包囲網を敷くくらいの気合いを見せて欲しいものです。
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