いよいよ私にとってもウィンタースポーツのシーズンが開幕しました。土曜日は今シーズンの初滑り。昨シーズンは危うく遭難しそうになった因縁のスキー場・ホワイトピアたかすへのリベンジとなりました。午後になってから少し雪が降り出しましたが、それ以外はなかなかの好条件。一日スノーボードを楽しんできました。しかし、相変わらずの運動不足がたたり、腰や膝が筋肉痛になりそうです。
今季の日帰りスキーも昨季同様こちらの方面をメインに考えて、既にリフトの前売り券を3ゲレンデ分も買ってあります。しかも、飛騨方面への通り道に新居を構えた友人がいるので、もしかすると今シーズンは思いっきりお世話になるかも知れません。さて、今季は何回出かけられるんでしょうか?
2002年がもうすぐ終わろうとしています。振り返ってみると、実に月並みな表現をすれば激動の一年でしたね。スキー場に出かけまくった冬に始まり、春から夏にかけては母のことでかかりっきりになりました。その後、秋には引っ越しましたし、さらに「第九」合唱への初挑戦まで、とにかくいろいろな出来事が私の中を、周りを駆け抜けていきました。そう言えば「激動の一日」と題した記事を書いたこともありましたね。
確かにいろいろと動きまくった一年だったな…という自覚はあるんですが、ただ真っ直ぐに走り抜けてきただけで、何かを置き忘れてこなかっただろうか?という気がしてなりません。一日一日を見るとそれなりに密度の高い日々だったとは思うんですが、今振り返ってみると、後に残ったものが何なのか?と言う意味ではまだまだ物足りません。この点で心残りなのは、今年は遠くへの旅行が一つも出来なかったこと。もちろん今年は仕方ない面もあったんですけどね…何としても小樽には行きたかったんですが。
また、今年もいろいろと新しいモノが増えました。自作パソコンにはテレビチューナーが搭載され、CPUやマザーボードなどの中核部品が入れ替わりましたし、BSデジタルハイビジョンテレビとホームシアターでAV関係の環境は今できる範囲で理想に近いものが整いました。カーナビ専用機の導入で車内のAV&IT環境もほぼ完成しています。それでも、来年もまだまだ新しいモノが増えることでしょう。SSK Worldにとっての最重要アイテムの一つ・ノートパソコンが世代交代することはほぼ間違いありません。
Weekly SSKとして振り返ってみると、今年も日曜日の定期更新は欠かすことなく続けてきましたが、一つ言えることは号外が減ってきたこと。2000年には何と28回、2001年には14回あった号外が今年はたった6回しかありません。理由の一つとしては、他の常設コーナーが増えてきたことがあるでしょう。特にIT関連の話題はそちらに振ることが多くなりましたからね。
ただ、前にも触れたことがあるように、号外というのは「書きたい」という思いが強くなると出てくる性格のものですから、それが減っていると言うことは、日々の生活の中で感動を見つけにくくなっているのではないか?という警鐘と受け取らなくてはならないでしょう。どうしてそうなったのか?…ただ単に今年はいろいろと忙しかったからなのか、あるいは外の世界そのものに無関心になっているからなのか、それとも精神的に年を取ってきたからなのか。いずれにしても見過ごせない事態です。
SSK World全体を見たときに同じ意味で心残りなのは、今年はついにMusic Worldに1曲も新曲が公開できなかったこと。と言っても、全く曲が思い浮かばなかったわけではなく、皆さんに聞いてもらえる形に整える時間がなかった…という事情もあるんですけどね。現状では「SSK WorldはIT関連のサイトだ」と思われても反論の余地がありませんが、やっぱり曲を作ることは私にとって最大の自己表現の手段であるという自負があります。
ただ、最大なだけにそのために必要なエネルギーも非常に大きく、だからこそ今年はそこにエネルギーをつぎ込む余裕がなかったのかも知れません。第九の練習を始めてからはそれにかかりっきりで、自分の音楽に頭を回す余裕がなかったかな?と言う気もしますが、それは単なる言い訳に過ぎないでしょう。
忙しかった日々も、ようやくちょっと落ち着いてきたかな?と言う感があります。来年はやりますよ。2003年は音楽サイト・SSK World復活の年にしたいものです。
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