中島みゆきの「地上の星」がオリコンで週間1位を獲得しましたね。最近のミュージックシーンは非常に市場の回転が速く、登場週に首位が獲得できないとそれ以降ではほぼ不可能ではないかと思うくらいです。オリコン首位も一種のステータスですから、他の大物とぶつからないように発売日を設定したりして、曲そのもののデキとは全く関係ないレベルでの戦略が展開されています。そんな中で発売から130週目での首位獲得は史上最も遅い記録だとか。何だか嬉しい気持ちになりました…もちろんこれは彼女が昨年の紅白歌合戦に出場したことも大きいんでしょうけどね。もともとテレビには出ない人ですし。
ちなみに、先々週の話題にもした松本英子の「今年の冬」は同じ週に初登場で48位。翌週には50位以下に落ちてしまいましたが、この後どんな動きを見せるんでしょうか。「地上の星」とまでは行かなくても、曲が巷に流れることでもう少し順位が上がっていけばいいんですけどね。
今年もスキーシーズンのまっただ中となりました。これまでのところゲレンデ行きは2回。昨シーズンと同様に、東海北陸自動車道沿線に出掛けています。昨シーズンはMyスキーを購入し、どちらかと言えばスキー中心に楽しみました。今シーズンは、またスノーボードの方を楽しんでみようかな?と思っています。一緒に行く友人も、最近はスキー派よりボード派の方が優勢かな?という感じです。今乗ってる車も、スキーよりはボードが似合うような気がしますしね。
とことん楽しもうと思うと、やっぱりMyボードが欲しくなります。3年前初めて滑ったときからずっと欲しいと思っていたんですが、ついに今年は買ってしまいました。それがこれ。スノーボードはいろいろとデザインが派手なものが多いんですが、コンセプトは「Simple is the Best」ですね。これならどんな色のウェアにも合いそうです。経済的事情でかなり安い板を選んだ…ということもありますが。
板の方は節約しましたが、ビンディングとブーツの側にはちょっとこだわってステップイン式のものを選びました。各社独特のシステムがありますが、これはキスマークの「イージークリック」ですね。スノーボードのビンディングというと、ブーツをバンドで固定するものが普通だったわけですが、やっぱりリフトから降りた後で板を装着するのが面倒なんですよね…立ち上がるのにも腕が疲れたりして。
ステップインならその名の通り足で軽く踏み込むだけですから楽です。もちろんバンドで固定するよりは不用意に外れやすいはずなんですが、そんな派手なジャンプが出来るわけでもありませんし、現状ではいいんじゃないでしょうか。かかとの部分に板のないフラットタイプで、エッジが立てにくいのではないか?と思ったんですが、実際にブーツを履いてビンディングをはめて動いてみると、そんなこともなさそうです。値段の方は合計で4万円少々。スキーよりは少々高くなりました。
実はこの方式にはもう一つ強みがあります。それは、ビンディングがコンパクトなので車内に積みやすいこと。私の車はキャリアをつけずに板は室内に格納することにしているので、特に薄く収まるのは魅力的です。もちろん、コンパクトなことは手で持ち運びやすく、重量も軽くなるという実際に滑るときの利点にもつながります。
Myボードのデビューは例によって奥美濃方面。今回の行き先は高鷲スノーパークです。スノーボーダーのための楽しい施設がたくさんあるゲレンデですが、私はまだそれらを十分堪能できるだけの腕を持ち合わせていません。今回の目標は「とにかく距離を乗って新しい板に慣れる」としました。ボード乗り4人で出掛けましたが、私の板が他の通常ビンディングの板よりずっと薄いおかげで、4枚の板は楽々荷台に収まってしまいました。3枚を何とかしてリアシート中央の穴に収めてから、最後に私の板をねじ込むわけです。
ゴンドラリフトを上り、全員揃って板を履くわけですが、さすがにステップインの装着の早さは段違いです。ブーツから出ているピンをビンディングの溝に合わせるのに手こずっていたにもかかわらず、私はずいぶん待たされることになりました。時間の短縮にはなるんですが、その一方で足は全然休まらないんですよね。
実際に滑り始めると、正直なところかなり面食らいました。これまで借りて滑っていた板とは全く挙動が異なるんです。これまでなら転ばないような角度で簡単に逆エッジが立って転んでしまったり、逆に今にも転びそうな角度で入っても意外に持ちこたえたり…。どうやら、エッジを立てると微妙に時間をかけてじわりと効いてくるようです。「あれ?曲がらない」と思ってエッジを急激に立てると転んでしまいますし、逆に「転ぶ」と思っても立て直しがすぐに出来れば転倒せずに済みます。
こうした特性を掴んだ後は、これまでのよりも乗りやすいな…と感じました。ボード全体の重量がこれまでよりずっと軽いので、軽く力をかけるだけで簡単に曲がってくれるんですよね。ただ、最初に感覚を掴むのに苦労したせいか、それともその後調子に乗って滑りすぎたせいか、この日も筋肉痛をおみやげに持って帰ってきてしまいました。次回はもうちょっとデキるかも…という感触も一緒に持ち帰りましたが。
ところで、ボードの練習は十分出来たものの、この日のゲレンデでの私は散々でした。一番情けなかったのは、自動車の鍵を落としてしまったこと。どこで落としたのか見当も付かず、まさに全身から血の気が引いたわけですが、幸いなことに落とし物として届けられていて一件落着。でも、その後でゴーグルもどこかに忘れてきてしまいました。
おまけに帰り道は大渋滞。東海北陸道の本線上で車は止まったままでなかなか前に進みません。仕方がないのでDVDを見ていたんですが…。それでも、ケガなどせずに無事に帰って来れたわけですから良かったと思いますね。それが一番大事。
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