週末のお出かけ日記・Weekend SSK。今回の訪問先は名古屋です。皆さんご存じの通り、名古屋は浜松よりも大きな街の中では最も浜松に近い街(何だか回りくどい表現で申し訳ないんですが)です。それでも、出掛けることは意外に少ないんですよね。浜松もそれなりに大きな街なので、大抵の用事はここで済んでしまうものですから。
今回の名古屋行きの目的は、これを手に入れるため。パソコン用のバッグの話でも登場したスウェーデン・ボブルビー社のヒップバッグ・SAM 2nd editionです。見た目はずいぶん小さいんですが、独特のハードシェルを始めとしたデザインは、ボブルビーのアイデンティティを見事に主張しています。
私が是非このバッグに入れたかったのはビデオカメラ。スキー場で滑っているところを撮影したかったんですよね。転んでしまったときに高価な精密機器を壊したくはありませんから、このくらい強力な「鎧」が欲しかったんです。この大きさなら、ビデオカメラに防水用のジャケットを被せた状態で収納して、さらに小物類を入れる十分な容量があります。ちなみに、レッツノート・CF-B5Rを入れてみたら、微妙に大きくて収まりませんでした。しかし、この感じだとあの一回り小さな筐体ならすっぽり入ってしまいそうです。
SAM 2nd editionと一緒に購入した純正オプションが、このSNACK BOX。内側にウレタンフォームの張ってある円筒形のサブバッグで、マジックテープ付きのバンドを使って簡単に本体に固定することが出来ます。名前からすると、ポテトチップスの紙筒をイメージしているんでしょうか?。試しにプリングルスの標準サイズの筒を収めてみたら測ったようにすっぽり入りました。
ちなみにこのSNACK BOXは、別売りのアタッチメントを取り付ければ、先に購入したPEOPLES DELITEにも固定することが可能なのだとか。早速ネット通販で部品を注文しておきましたが、こんな風に後からパーツを取り付けたり、交換したり、壊れた場合にも一部分だけ購入して補修したりできるのはいいですよね。他にもSAM本体に取り付けるオプションを注文してあります。携帯電話のハードケースもあったりしてなかなか楽しみです。
…とここまで読むと、「通販で買えるのにどうしてわざわざ出掛けたの?」という疑問が出てくる方もあるかも知れませんが、やっぱり商品に直接触れてみないと購入への決断が下せないんですよね。こんなときに頼りになるのは大都市の店舗の豊富な品揃えです。こうした点ではまだまだ浜松は弱いですね。ときには、店頭で商品に触れて確認しておき、帰宅してからネット通販で購入したりします。
今回私が向かったのは、久屋大通・テレビ塔のすぐ脇にある東急ハンズANNEX店でした。ちなみに、SAM本体色のレッドは東急ハンズ限定色。この色の存在はWeb上でアナウンスされていたんですがすっかり忘れていて、シルバーのものを買うつもりで出掛けたんですが、店頭で見て、40分くらい散々悩んだあげくこの色を購入して帰ってきました。赤は好きな色なんです。燃える情熱の色…だからでしょうか?
ちなみにお値段は、SAM本体が14,800円、SNACK BOXが2,500円。さらにネット通販で注文した追加パーツまで含めると2万円を超える計算になります。これが高いのか安いのか…という評価はなかなか難しいところでしょうね。同じ容量のバッグが数個買えてしまう値段ではありますが、それなりの付加価値はちゃんと持っているわけですし、ファッションとしての話を始めれば、逆にもっと高い商品もいくらでもありますし。
東急ハンズはJR名古屋駅前・セントラルタワーズの中にもあり、こちらの方がアクセスは圧倒的に楽なんですが、わざわざこちらに向かった理由は、近くに他に行ってみたい場所があったから。それは、昨年10月に完成したばかりの新しい公園施設・オアシス21。巨大な円い屋根が印象的です。
その「水の宇宙船」の上に登ると、この屋根がその名の通り水をたたえていることがわかります。たまたま暖かい日だったので、波立つ水がなかなか涼しげでいい感じでした。視点が少し上がるだけで周りの風景の見え方もかなり変わって、これまた面白かったですね。ただ、風がかなり強くて、時々揺れるのはちょっと怖かったんですが。
上から見ていてちょっと心配になったのは、水漏れでもしたら大変だろうな…ということ。さらに、地震でも起きてガラス張りの屋根が壊れたら、ガラスの破片と一緒に水が降ってくるはずです。まあ、出来たばかりの施設ですし、その辺りの対策にも抜かりはないはずですが。名古屋市も東海地震による被害が予想される地域に入っていますし。
さらに、ちょっと気になるパソコン関連の製品があったので、大須まで足を伸ばしてみました。大須は名古屋の電気街として知られますが、秋葉原や日本橋と違うのは単に電気店が軒を連ねているのではなく、他の業種の店舗もたくさんあること。ファッション関係の店も多く建ち並び、非常にお洒落な人たちと、お洒落には全く縁のなさそうな人たちが同じアーケード街を歩いています。この渾然一体としたところがこれまた刺激的で楽しいんですよね。
お目当ての商品はいくつかの店で見ることが出来ましたが、価格は浜松の店とほぼ同じでした。これなら浜松の店に溜めたポイントを使って買った方がずいぶん安くなりそうです。まあ、せいぜい3万円台の商品に数千円の価格差を期待するのは無茶な話だったんですが。
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