SSK Worldへの通算アクセス数が15,000を超えました。なかなかキリのいい数字なので、何か記念作品でも残したいところだったんですが、なかなか間に合わないものです。久しぶりの新曲の公開を狙ってはいたのですが…。
アクセスログを分析してみると、URLを直接打ち込んだりブックマークしたりして、直接SSK Worldを訪れる人が少しずつ増えているようです。言い換えれば、こうした方々は1度だけでなく2度、3度と足を運んでくれているわけですね。そんな皆さんへの感謝の気持ちだけでも伝えておかなくてはなりません。どうもありがとうございます。今後もマイペースですが頑張りますので、週に1度くらいは覗いてやってくださいね。
私がSSK Worldの記事を書く上で気を付けていることの一つに、「仕事のことはネタにしない」というものがあります。職場に関係した話自体は全くないわけでもなく、例えばこれやこれなどがあるんですけどね。どちらの記事でも冒頭に「仕事に関する話は避けてきた」と断りを入れているところが何とも律儀です(笑)。
どうしてそうしているのか?…それは、趣味と仕事をはっきり区別しておきたいから。少なくとも、趣味の世界の中に仕事を持ち込みたくはありません。先に挙げた記事の例も、職場で起きたことではありますが、仕事そのものとは関係のない、むしろ趣味に関する話題そのものです。…「仕事の世界の中に趣味を持ち込んでるじゃないか」って?。確かにご指摘の通りで、実に身勝手な話ではあります。
趣味というのは、仕事としてではなく自分の好きなことを楽しんでするものだと思いますが、世の中には、自分の好きだったことがそのまま仕事になっている人たちがいます。例えばプロのスポーツ選手や歌手、演奏家などはそう言う部類の人たちですよね。私の身近にはさすがにそんな人はいませんが、学生時代からの研究をそのまま続けている友人などはいますね。美容師や板前なんてのもいますが、このあたりになると「趣味」だったのかどうかはちょっと微妙なところでしょうか。
こういう人たちを見ていると、好きなことを続けているんだから楽しいはずなのに、そうは見えないことがしばしばあります。趣味の場合はちょっと調子が悪かったり気分が乗らなかったりしたときには休んでしまえばいいんですが、仕事の場合はそうはいきません。例えば、不調のプロスポーツ選手にも試合は巡ってきます。活躍できなければ、それは収入の減少につながります。もちろん、思うとおりに身体が動かせないこと自体辛いことでしょう。団体競技なら、試合に出場できなかったり、チームから解雇されたりするというさらに悪い事態も考えられます。
作家や芸術家の不調も深刻です。気分が乗らないとき、どうもいい作品が思い浮かばないときでも、生活していくために無理してでも何か作らなくてはなりません。こういう人たちが追い詰められると、ときとして酒や薬物に溺れてしまったりするわけですね。収入どころか心身の健康、さらに社会的な地位まで失ってしまいます。
そこまでは追い込まれないんですが、趣味でしていたものが仕事になると楽しくなくなる…ということは私自身でも経験があります。職場のWebサイトを作るお手伝いをしたことがあるんですが、自分の思ったとおりにはなかなか作らせてもらえません。文章の内容にしても、デザインにしても、すべて上司の決裁をもらわなくてはなりません。こうしたことは仕事ですから当然のことなんですが、やっぱりつまらないんですよね。好きなことを仕事にしてしまうとダメ…というのが私の考えです。
ただ、それなら仕事は嫌いなのか?と訊かれると、そう言うことでもありません。人生の中で仕事のために使わなくてはならない時間は結構長いんですから、嫌いで嫌いで仕方ない…という状態で過ごすのはもったいないですよね。少しは楽しみもなくては。「嫌いじゃないけどね」と言いつつ、笑いながら出来るくらいが仕事にはちょうどいいのではないでしょうか。
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