ゲームソフト制作会社のコナミが、公正取引委員会から警告を受けました。コナミが日本野球機構からライセンスを受けてプロ野球選手の肖像権を一手に握っていることを悪用し、競合他社の自由なソフト開発を妨害していた…ということです。こうなることはずっと前からわかっていたと思うんですが、素人目に見ても明らかに不公平な状況が、これで少しは変わるんでしょうか。野球と野球ゲームが大好きな私としては気になる話です。
前回は「車庫」に入れるところまでで終わってしまった私の自転車の話なんですが、今回はちょっと出掛けてみましょう。まずは、前回載せたこの写真を撮るために近所の公園に行きました。背景にどうしても植物の緑が欲しかったんですよね。赤いフレームが映えますから。
この手の自転車には初めて乗ったんですが、普通の自転車と決定的に違って驚いたのはステアリングの反応があまりに軽いこと。おそらくタイヤが小さいからだと思うんですけどね。もともと、二輪車が曲がるときにはハンドルを切るわけではなく、重心を旋回方向に移動させてバランスを崩しながら、自然にハンドルが回るのに任せるわけですが、この車の場合は直進するのにもちょっとコツが要ります。重心移動で走る意識を強く持たなくてはなりません。まあ、慣れてしまえば問題ないんですが。
次は、この自転車を買う動機の一つにもなった駅まで走ってみました。行きは下り坂なので10分ほど、帰りは15分くらいでした。小径タイヤの折りたたみ車と言うことで心配だったのが乗り心地でしたが、こちらについては意外なほど良好。タイヤ径が小さい分だけ段差で気を遣わなくてはならないのは仕方ありませんが、細かい凹凸は意外に拾いません。後輪のサイズを前輪よりも大きくしてあるからかも知れませんね。下り坂での高速安定性も意外に悪くありませんでした。
小さいフレームにもかかわらず、運転姿勢も意外に快適な普通のスタイルで乗れます。ハンドルもサドルもかなり高い位置まで上げられますからね。ただ、乗っているうちにサドルの高さが少しずつ下がってきてしまいました。サドルの固定が緩すぎたのか、それとも私の体重を支えきれなくて下がってしまったのか…このあたりについてはもう少し検証が必要です。設計上の想定体重は65kgだそうで、私が荷物の入ったハードシェルのバックパックを背負って乗ると確かにこの重量を超えてしまうんですが、いくら何でもそこまで余裕のない構造とは思えないんですよね。
自転車で外出したときにどうしても気になるのが駐輪場での施錠。自転車本体にはワイヤー錠1個(写真左上)が付属し、さらに自転車屋さんがもう一つワイヤー錠(写真右上)をおまけに付けてくれたんですが、結局はどちらも使わず、自分でもう一つ買ってきたワイヤー錠(写真下)だけを使っています。決定的な違いはワイヤーの長さ。上の2つでは短すぎて、実質的に施錠の意味がないと思ったんです。
普通、短いワイヤー錠はフレームと後輪や前輪の間を固定しますよね。車輪が転がるのを止め、ちょっとした足代わりに乗り逃げされるのを防ぐわけです。ところが、ある程度以上高価な自転車になると、「その自転車が欲しい」という動機で持ち逃げされる危険性を考えてしまいます。この場合、長いワイヤー錠を使って柱などに全体を固定しておかなくては意味がありません。特に、軽量コンパクトな折りたたみ自転車なら「とりあえず持って帰って、鍵を外すのは後でじっくりと」が簡単に出来てしまいますから。
私が買ってきたワイヤー錠は長さ180cm。コイル状に癖が付けてあるので、施錠していないときには←こんな風にコンパクトにまとまります。付属のアタッチメントを使えば簡単に自転車本体に固定しておけます。このアタッチメントに限らず、折りたたみ自転車の場合、オプションパーツ等を取り付ける場所が悪いと干渉して折りたためない…という危険性があるので、取り付け位置には気を付けましょう。私はシンプルな方が好きなので、他にはライト用のアタッチメントしか付けていませんが。
自転車に乗って走るのは気持ちいいですね。自分の足を使って速く走れること、そしてその速さを肌で感じられることが理由じゃないかな?と思います。ただ、自転車を楽しむには今の季節はベストに近いわけで、暑い夏や寒い冬に同じように楽しめるのか?と考えると…う~ん…とりあえずノーコメントにさせてください。
コメントを残す