Centrinoではないのです
前回注文してあったCF-R2最軽量モデルは、発送開始日の6月6日に無事工場を出て、翌日・7日の午前中に私の家に届きました。全国どこでも翌日に荷物が届いてしまうこと自体、宅配便というのはすごいと思うんですが、最近は荷物がどこにあるのか逐一ホームページで確認できるんですよね。情報化社会はどこまで進んでしまうんでしょうか?
「ワレモノ」シールと荷札が貼られた茶色い段ボール箱を開けてみると、中から出てきたのは同じような茶色の段ボール箱。ただ、こちらにはPanasonicのロゴが印刷され、「CF-R2AC2AXP」という型番がシールで貼り付けてありました。そして、もう一つ目立っていたのが上面に貼られた「Pentium M」のステッカー。
CF-R2本体でも、パームレストや起動画面などでこのPentium Mロゴを見ることが出来ます。店頭販売版やその他のマイレッツ倶楽部仕様では、シアンとマゼンタに彩られたCentrinoロゴが付いているはずの場所なんですが、私の買った最軽量モデルは無線LAN機能を内蔵していないのでCentrino仕様を満たさないんですよね。
前から触れているとおり、ユーザーの側からするとCentrinoと言うブランドにこだわる理由はそれほどないと思います。個人的には、こちらのロゴの方が品があって好きですね。
意外に地味?
基本的にはCF-R1と同じ筐体で、いろいろな場所で評価記事も出ていますから、新しいモノを見る喜びや驚きというのは全然無いんですが、それでも自分のものとして手元にあるとまた感じが変わります。これまではCF-B5Rでも「小さくて軽い」と満足していたんですが、CF-R2を持った後でCF-B5Rを持つとずっしりと重さを感じてしまいます。実際に量ってみるとCF-B5Rは1535g、CF-R2は926g。ほぼ6割になっているわけですから、そう感じるのも当然でしょうね。
迷彩グレーのサイドカバーは、思っていたよりは地味に本体のデザインに溶け込んでいます。さりげなく自己主張をするにはちょうどいいところかも知れませんが、私としてはもっと派手にしてみたい気もします。この辺りについてはまた考えてみることにしましょう。
本体を開いて、電源を入れてみて最初に感じたのは液晶ディスプレイの明るさ。もともとくたびれてきているCF-B5Rの画面と見比べるから余計にそう思うのかも知れませんが、ちょっと眩しいと思うくらいの明るさです。しかも、これがかなり暗くできるのはCF-R1と同じ。良くデキた画面です。ちなみに、CF-B5Rに続いて不良ドットは全く見つからずほっと一息。
操作インターフェースについては、正直なところ違和感があります。3代目にして初めて…というタッチパッドの使い勝手もそうなんですが、それ以上に気になっているのがキーボード。横方向のキーピッチは17.5mmでCF-B5Rよりはちょっと広がったんですが、縦方向のキーピッチは逆に狭まり14mmしかないんです。一部の記号キーが小さくなっていることも含めて、使っていれば慣れるとは思うんですけどね。
ACアダプターの真実
ここで一つ、前回の記事に関連して触れておきたいことがあります。それはACアダプターの電源ケーブルのこと。前回の記事で「電源ケーブルが太くて長いので全体の重さは全然変わらない」と書きましたが、本体に添付されているACアダプターの電源ケーブル(写真下)は、追加購入したACアダプターのもの(写真上)よりも細くて短いものになっています。全体の重量も230gで、これなら「軽量化された」と言えそうです。
本体添付のACアダプターだけで運用する人は、この1台をどこにでも持ち歩くわけですが、2台目以降のACアダプターはあまり持ち歩かずに使うことが多いですよね。そうなると、使い勝手や安全性を考えれば長くて太いケーブルの方がメリットが大きくなります。そんな意味では実に理にかなった商品構成かも知れません。
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