まずは、前回の話題にもした演奏会の結果から。浜松フロイデ合唱団は、30周年記念演奏会で無事フォーレのレクイエムを歌いきりました。前日どころか、当日の本番直前のリハーサルまでなかなか合わなくて苦労したパートもありましたが、本番では自分たちも驚くほどぴったりと息の合った演奏が完成しました。別に練習で手を抜いたわけではないんですけどね。本番の緊張感がプラスに作用したのだと思っています。
次にもう一つ。金曜日・18日に通算アクセス数が17,000を突破しました。レッツノートユーザーの聖地・FPANAPCからSSK Worldへのリンクを更新していただき、たくさんの方に訪問していただきました。考えてみると、FPANAPCさんなしでは今の私のITライフは考えられません。最初にCF-S21を購入したのも、そのS21を分解してみようと決意したのも、新しいOSや変な周辺機器を使ってみようと思ったのも、きっかけをくれたのはFPANAPCの会議室でした。新しいレッツノートを得て、「レッツノートのある暮らし」ももうしばらく続きます。これからもいろいろと試してみたいですね。
さらにもう一つ。4月からトップページに設置していた、Googleを利用したサイト内検索のシステムを、このたび提供が始まった「Googleフリー検索」日本語版(カスタマイズ版)に変更しました。検索結果の画面がカスタマイズできるため、まるでGoogleがSSK Worldに統合されたような画面レイアウトが実現できます。ただ、現状では一度トップページに戻らないと利用できないんですよね。これについては今後改善予定です。
7月ももう下旬だというのに、梅雨がなかなか明けません。梅雨は、6月上旬から7月中旬頃に梅雨前線の停滞により日本近辺に起こる雨の多い時期のこと…というのが辞典的な説明になりますね。この時期の雨の降り方にもいろいろとあって、晴れの日と雨の日を交互に繰り返すこともありますが、今年の場合は晴れの日がほとんどなく、曇りか雨かはっきりしない日が続いています。一般的には前者を「陽性」、後者を「陰性」と呼び、西日本では陽性、東日本では陰性の梅雨が多いそうですが、終盤になると陽性の傾向が強くなります。
梅雨の名前は「梅の実のなる時期の雨だから」、「カビが生えやすいので『黴雨』から転じて」などの由来が言われています。梅の実はともかく、カビというのも悲しい気がしますが、この季節の特徴を見事に表していることは確かでしょう。中国から入ってきたこの「ばいう」という言葉の読みを「つゆ」と当てた日本人の感性は好きですね。こちらも、語源は「露」から連想して当てたという説以外にもいくつかあるそうです。
梅雨入りや梅雨明けの日そのものは、気象庁で後になってから日を決めるだけのことなので、気にしても仕方ないところなんですよね。昔は、昼のニュースなどで「今日梅雨入りしました」とか「梅雨明けしました」とか発表されていましたが、最近は「○日に梅雨入りしたと見られる」などまるで自信を失ったかのような発表になっています。
でも、梅雨入りや梅雨明けは地球全体の気象の変化を総合的に判断して決めることなので、こういう発表になるのも仕方ないんですよね。時間をかけて、正式な見解を後から発表することにしたんだそうです。しかし、そのせいで一昨年のように「梅雨はなかったと思われる」なんて発表まで飛び出してしまいます…まあ、あれはあれで間違いなく異常でしたが。
気象庁の発表を待つまでもなく、私たちはほんの小さなことから季節の変化を判断します。梅雨明けの時にしばしば使われるのがセミの鳴き声ですね。前に住んでいた家では、家のすぐ裏にちょっとした雑木林があって、夏場は朝起きるとセミの鳴き声がうるさいくらいでした。私にとってあのにぎやかな鳴き声こそが夏の到来の象徴だったんです。
今住んでいる家でも、すぐ近所に公園があって、ここには結構たくさんの木が植えられていますから、きっとセミが鳴くはずだと思っていました。しかし、なかなか鳴き始めなかったんですよね。ここの森にはセミが来ないのか、それともまだまだ梅雨が続いてしまうのか…と思っていたところ、先週の中頃に鳴いているのに初めて気が付きました。まだまだにぎやかとまでは行きませんけどね。
これでいよいよ梅雨明けになるのでしょうか?。動物の判断は意外にバカにできませんから、ちょっと期待しています。週間天気予報では、当面の間はすっきりしない天気が続く予想になっているんですが…。
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