大相撲初場所は、横綱・朝青龍がぶっちぎりの独走を見せ、昨日までで14連勝。千秋楽を待たずに2場所ぶり5回目の優勝を決めました。数字としては余裕の優勝の割には、ガッツポーズを見せるなどとても嬉しそうでしたが、「一人横綱」にかかるプレッシャーの大きさを考えると、あれは緊張感から解放された喜びの発露だったんでしょうか。
今日の千秋楽には、1996年秋場所の貴乃花以来実に8年ぶりとなる15戦全勝がかかります。力士たちの実力が拮抗していたから…との見方もできるかも知れませんが、私はそこまで圧倒的に強い力士がいなかったからのような気がします。朝青龍の千秋楽の相手は、今場所に横綱取りへの期待がかかりながら、絵に描いたように期待を裏切ってくれた栃東。全勝優勝に期待する一方で、2番手候補の一人である栃東にも意地を見せて欲しいところです。
寒い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。浜松市内もかなり寒くて、先週の土曜日には珍しく雪が舞いました。朝起きたら、既に車が白い帽子をかぶっていました。これにはちょっとびっくり。芝生の上にも雪は積もっていました。
その日はちょうど街に出かける予定があって、「参ったなぁ、これは」と思っていたんですが、昼までには雪も止んでほっと一息でした。雪が降ると困るのは、日常生活のリズムが狂ってしまうことですね。雪に慣れてない浜松の街では、積もりでもしたら大混乱になるであろうことは想像に難くありません。自動車どころか、歩いて出かけるのもためらってしまいます。ましてや自転車なんて…すっ転ぶと大変ですし。
そんな寒くてたまらない時期に、もっと寒いところに出かけることになってしまいました。先週は仕事で9ヶ月ぶりに盛岡に出かけました。この時期に来たのは初めてですが、4月ですら雪が残っていた盛岡ですから、当然のように一面の銀世界。駅もごらんの通り真っ白です。
新幹線のホームは屋根と壁に囲まれているので気が付かなかったんですが、外に出て驚いたのが日差しの強さ。とにかく外の景色がまぶしいんです。それこそ目を開けていられないくらい。地面に積もった雪からの照り返し…ということで、状況はゲレンデと全く同じなんですが、背景にあるものが変わるとずいぶん印象が変わるものです。さすがにサングラスは持ってこなかったのでちょっと苦労しました。
街を歩いていると、雪かきをしている人をよく見かけました。幅の広いシャベルのような雪かき棒を使って、手際よく路上の雪を取り除いています。見ていると、それぞれの家で自宅の前の歩道の雪かきをしているようです。道路は公共の場所だとはいえ、雪かきはそれぞれの家に任されているのでしょうか。それとも、雪が残ったままでは歩きにくくて自分が困ってしまう…ということなのか。実際、歩道を歩くのには結構気を遣いましたね。一見何もないように見えるのに、実は凍結していてツルツルだったりしますし。
感心したのは、路面に雪が残っている状況でも路線バスが時間通りに動いていたこと。浜松などとは違い雪があるのが当たり前の場所ですから、この程度のことでバスが遅れてはお話にならないのでしょうけどね。タイヤを見てみたら、当然のようにスタッドレスタイヤでした。
それぞれの土地にそれぞれの生活パターンがあるわけで、盛岡の人たちにとってはあれが普通なのでしょうけど、比べてみるとやっぱり浜松は住みやすい土地だと感じましたね。少なくとも、雪かきをしなくてはならないような事態はまずありませんし。
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