先週話題にした盛岡の雪かきについてお便りをいただきました。除雪車で雪かきができるところはともかく、小さな除雪車でも入れないような路地裏や歩道では、やっぱり住民が除雪をすることになるそうですね。ともかく、雪というものが生活に密着した存在、それもかなりの厄介者であることは間違いないようです。
一方、雪とは全く縁のない地域に住む私にとって、雪には「遊ぶために必要なもの」というイメージが最も強いです。今週も、昨日まで1泊2日で職場の人たちとスキー場に出かけていました。年に1度は同じグループで出かけているんですが、普段は半日しか滑らない私にとって、2日間まるまる、しかもハードに滑りまくるというのは大変です。滑っているときはそれほどでもないんですが、帰ってくると疲れが全身に溜まっているのがわかります。
2日間で2カ所のゲレンデをハシゴしたわけですが、初日・金曜日の行き先は白馬岩岳スキー場。朝8時頃に到着して、夕方まで一日中たっぷり楽しみました。普段見ている土曜日のゲレンデとは違い、平日のゲレンデは昼間でも人が少なくて滑りやすいですね。休暇を取ってからでないと来られませんが、やっぱりこの快適さは魅力です。
もう一つ平日のゲレンデで魅力なのは、リフト代が安いこと。例えば岩岳の場合、普段なら1日券は4,500円ですが、この日は900円の食事券と麓の温泉の割引券が付いて3,600円でした。しかも、空いているからリフトはほとんど待たずに乗れて、さらにお得感が増します。
白馬岩岳スキー場は山頂からの眺めがいいゲレンデ…のはずなんですが、この日の天気は雪。着いた頃はまだ良かったんですが、昼頃にはすっかり景色は真っ白になってしまいました。何しろ、ゴンドラから下りてすぐ真っ正面にあるはずの展望レストランが全然見えなくなりましたからね。降りていく途中も真っ白。一昨年のホワイトピアたかす以来久しぶりにゲレンデで遭難の危険を感じました。
今シーズンは、他にも一度平日に出かけています。1月14日には、白樺湖ロイヤルヒルまで出かけてきました。眼下に真っ白な白樺湖を見ながら、優雅に滑れるゲレンデですね。この日はのんびりと(?)朝6時に出発し、11時過ぎに現地に到着しました。朝から道に残る雪も多く、寒いと予想してはいましたが、到着時の気温が氷点下9.5度。肌を刺すような寒さでした。
14日は水曜日。さすがに滑りに来ている人は少なかったですね。見上げてみると滑っている人数が片手で数えられるくらいでした。当然好きなように滑れて快適なんですが、一つ残念だったのはここの売りの一つであるハーフパイプ(写真中央)が整備中で立ち入り禁止だったこと。営業側からすれば利用者が少ないときに整備しておこう…ということなのでしょうけど。
到着した時間の関係で、昼食をすませてから午後券を購入しました。平日の午後券は2,500円。さらにクーポン券があったので1割引の2,250円でした。降りては登り、降りては登り、途中ではジャンプ台やレールを通りながら…とやっていたら、3時間も経った頃には足腰がふらふらになっていました。何しろ、全く休む時間がありませんでしたから。短い時間でも、十二分に楽しみましたね。
先にも触れたとおり、平日に来るためには休暇を取らなくてはならないんですが、毎年有給休暇も余ってしまいますし、せっかく持ってる権利なんだから使わなきゃ損かな?という気持ちです。ただ、ちゃんと仕事は片づけてから…でないと、大変なことになりかねないので注意しないといけません。帰ってきたら自分の机がなかったりして。
最後に、もう一つ先週のフォローを。大相撲初場所は、朝青龍の全勝優勝で幕を閉じました。朝青龍といえば、場所前にはその言動が何かと問題にされ、一部からは引退勧告のような発言まで出ていましたが、場所が終わってみたらすっかりトーンダウン。「彼が大横綱になるようにバックアップして行かなくては」なんて話になっていましたね。
特に大相撲では「品格」なんてことも言われるわけですが、やっぱり選手にとって一番大事なのは試合での結果です。彼はこれ以上ない説得力のある反論を見せたと言えるのではないでしょうか。優勝した後だと、彼の発言にもどことなく落ち着きが出てきたように見えるから不思議です。地位が人を作る…なのかどうかはわかりませんが。
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