先週はストライキが決行された日本プロ野球。週明けの交渉ではどうなることか心配していたわけですが、両者大幅に歩み寄りを見せて交渉は妥結。プロ野球のある週末が帰ってきました。ストライキに世論の支持が集まったことで、特に経営側が歩み寄らざるを得なくなったんですね。しばしば「ファンあってのプロ野球なんだから」…と言われますが、実は顧客あっての企業経営であることはどんな業種でも変わらなかったりします。
昨日の試合で、中日ドラゴンズにはついにリーグ優勝へのマジックが点灯。しかし、どうもすっきりしません。というのも、ストライキで行われなかった2試合をどうするのかまだ決まっていないので、マジックナンバーがいくつなのか確定しないんです。再試合が行われるならマジックは6、行われないのならマジックは4。まあ、落合監督や選手たちからすれば、どちらにしても自分たちが勝っていくしかないんですけどね。ラストスパートも着実に進んでいくことを期待しています。
今日は我が家のプリンタのお話。これまで使っていたプリンタは、使い始めてから5年目に突入していました。エプソンのPM-800Cといえば、インクジェットプリンタが「写真画質」に向けて走り出した頃のプリンタで、6色のインクを使って印刷する写真データの出力は、今でも十分実用レベルを保っていると思います。
ただ、さすがに5年も経つとプリンタの世界の技術革新もずいぶん進んでいて、機能面でずいぶん古さも見られるようになってきました。例えば、最近のプリンタではほぼ標準で対応している「4辺縁なし印刷」や「CD/DVDへの直接印刷」などにも対応していません。実は、PM-800Cについては一度ハードウェアレベルのアップデートがあって、縁なし印刷や自動画質調整関係が追加されるチャンスがあったんですが、「アップデートするくらいなら新しいのが欲しいなぁ」と思って先送りした経緯があります。結局買い換えることはなく、それからさらに何年か経ったわけですが。
近年問題になり始めたのが印刷時の動作音。買ってきたときにはずいぶん静かだと思っていたんですが、さすがに5度の年賀状印刷をくぐり抜けて(それだけじゃありませんが)ガタが出てきたのか、動作音がずいぶん耳障りになってきました。プリンタはパソコン周辺機器の中では機械的動作に依存する部分が大きい機器なので、ガタが来るのは仕方ないんですよね。
さらに、今年の初めくらいからついに実害が出始めました。給紙に失敗することが増えてきたんです。給紙トレイに乗せてある紙を吸い込まなかったり、逆に手で軽く押してやると2~3枚一気に吸い込んでしまったり…と言うことがほとんどになりました。これではストレスが溜まるばかりです。
そこで、夏のボーナスを当てにしてプリンタを買い換えることにしました。カラー出力のできるパーソナルプリンタと言えば、やっぱりエプソンとキヤノンのインクジェットプリンタが双璧ですよね。今回で6台目のプリンタ購入となりますが、見事なまでに両社の製品を交互に買い続けています。順番で行くと次はキヤノン…ということになりますが、モノ選びにはこだわる私ですから、そんな簡単な決め方はできません。両社の主力機種の特徴を見比べにかかります。
トップシェアを争う2社の製品ですから、これまで買い換えを検討したときには甲乙つけがたいこともありました。そんなときには、相談を受けても「広告に出演しているタレントで決めれば?」なんて答えたりします。エプソンのカラーインクジェットプリンタでは、ずいぶん昔から一貫して女性アイドルを起用してきました。キヤノンでは意外にいろいろなアプローチをしていますが、常にエプソンとは真っ向勝負にならないようにちょっと違う路線を狙っているような気がします。現在エプソンは松浦亜弥を、キヤノンは長谷川京子を起用しています。先のことを踏まえると、基本的には両社ともこれまでの路線通りですね。
選択肢が「あややか、ハセキョーか」というレベルに持ち込まれると思いっきり悩む事態になりかねなかったんですが、今回はそこまで行きませんでした。狙っていたのは両社のA4対応機で最高クラス…というところだったんですが、明らかにキヤノン・PIXUS 990iの方が印刷が高速で、画質も上。しかも販売価格は安かったんです。これは、対抗になったエプソン・PX-G900が顔料系インクを採用していたことが影響していたんですよね。先に挙げた二つの指標ではどうしても不利になります。
その代わりに、PX-G900には印刷物の保存性の高さというアドバンテージがありますが、既に染料系インクでも「耐光性25年」などと謳われていて、保存性は実用的に十分なレベルにある気がしました。プリンタで出力する写真には元になるデジタルデータがあるわけですから、そちらを確実に保存しておいて、色褪せるのを気にするくらいなら印刷し直せばいいのかも。ただ、デジタルデータは読み込めるデバイスがなくなるとアウト…という危うさがありますよね。例えば、現在8インチフロッピーで保存されているデータの読み込みは至難の業です。
そんなわけで、我が家にやってきたのはキヤノンのPIXUS 990i(写真右)でした。PM-800C(写真左)と比べるとちょっと横幅が広いんですが、専有面積は大差ありません。アルマイト処理の天板には高級感がありますね。また、給紙トレイが折りたたまれて完全に蓋になり、埃などの侵入を防ぐようになっているところにも好感が持てます。実は、何より重要なのは「エプソン・キヤノン交互購入の法則」が崩れなかったことかも知れません。
CD-Rへの直接印刷は、専用の給紙トレイを前面に取り付け、これまた専用のホルダーにCD-Rをはめて差し込むことで行います。1枚当たり数十秒で出来上がります。思っていたよりは簡単ですね。ただ、これを大量にこなすとなると大変な作業ですが。他には、前面にあるUSB端子にデジカメを直結すると画像が印刷できる…という「PictBridge」に対応しています。私の場合は、デジカメ側がPictBridge非対応なので使えませんけどね。もしケータイのW21SAを購入していたら、あの端末はこの規格に対応していましたから、このUSB端子も少しは活用できたはずなんですが。
普段なら4万円前後で売られている商品なんですが、たまたま在庫処分セールをしていた店で3万円ほどの価格で購入しました。未だに値下がりはしていなくて、私が買った価格よりもかなり高く売られていますから、結構お得な買い物をしたのかな?と思っています。ちなみに、PM-800Cは、今更リサイクルショップにまともに売れるわけもなく、これは粗大ゴミ扱いかな?と思っていましたが、ベッドを売ったときについでに持って行ってもらうことができました。自分で処分するよりは安く上がった…ということで満足しています。
夏のボーナス前に購入しましたから、もう3ヶ月以上使っているわけですが、最大のポイントはやっぱり印刷が静かなこと。真夜中でも全くためらわずに印刷作業ができるくらいです。そして印刷速度も速いです。インクノズルは全部で5,376本もあるのだとか。要するに力業なんですね。他にも、高速な印刷を生かすUSB2.0接続の採用、印刷データを感知してのオートパワーオン・オフが可能なこと、全色独立インクタンクの経済性(既にインクを交換した色があります)など、満足度は非常に高いです。新しいっていいなぁ…と素直に感じます。
今日はこれから弟の結婚式に出かけます。彼の歌のバックコーラス兼ピアノ伴奏で1曲披露することになっています。結婚式で演奏するのは初めてなのでちょっと緊張もしていますが、人前で演奏する機会もあまりないので、どちらかというと楽しみな気持ちの方が強いですね。それでは、いってきま~す。
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