新年明けましておめでとうございます。2005年も、これまでと変わらず常に何かを探して前に進みながら、「いつでもhot、でもどこを見てもcool」なWebサイトを目指して行こうと思っています。皆さんのご声援を…いただけるかどうかはわかりませんが、お暇でしたらたまには覗きに来てくださいね。
例年通り、今年も新年特別版のトップページを用意しています。去年初めて登った富士山の写真を看板に据えて、かなり派手にレイアウトを変更してありますが、今回はHTMLファイルにはほとんど手を入れず、スタイルシートを差し替えるだけで実現しています。これがスタイルシートの底力です。
12月30日に、今シーズンの初滑りに出かけてきました。行き先は高鷲スノーパーク。一部を除いてほぼ全面滑走可能という状態で、山頂からセンターハウスまで4,000m一気に滑り降りることができます…まあ、初滑りではさすがに「一気に」というわけにも行かず、途中で休みながら降りてくることになりましたが。この冬は12月に入っても暖かい日が続き、年越し前の初滑りは無理かな?と思っていましたが、ここに来て一気に冷え込んで積雪もあり、ギリギリのところで滑り込みセーフでした。
一応車にスキーとスノーボードを両方積んで出かけましたが、日帰りで両方履き替えるのも中途半端ですし、まずはスキーで足慣らしということにしました。午前中は降りてくるだけで精一杯。昼頃にはようやく感覚が掴めてきたんですが、今度は足が痛くなってきてギブアップ。またも体力不足を露呈してしまいました。まあ、これから何度か通えば慣れてくるとは思うんですが。
ところで、この日は午前3時半に自宅を出発。どうしても4時までに東名高速の料金所を通りたかったんです。というのも、11月1日から「ETC深夜割引」がスタートしましたからね。ETCによるノンストップ利用に限定されますが、午前0時から午前4時までの時間帯にかかるように高速道路を利用すると通行料金は3割引。片道の「定価」は5,000円弱ですから、この差は結構大きいんです。もしかすると、ETC普及の最強の決定打になるかも知れませんね。
余談ですが、これまではETCが利用できなかった自動二輪についても、電波を使った四輪車と同じシステムで導入を進める方針が決まったのだそうですね。高額のハイウェイカードが廃止されてからライダーたちは割高な通行料金に辛い思いをしてきたわけですが、もうすぐ状況が変わりそうです。
ここ数年、私にとっては冬はこうして「すべる季節」になっているわけですが、その一方で冬は「すべる」という言葉が忌み嫌われる季節でもあります。1月から3月にかけては受験のシーズンですよね。広辞苑にもちゃんと「落第した」という意味が載っているくらいで、人によってはこの言葉が発せられること自体に極端に神経質になったりします。
この点で今でも思い出すのが、スキー初体験のときのこと。私のスキー初体験は中学3年生のときの冬だったんです。小学生の頃にお世話になっていた体操教室から、この年初めて企画されたスキー教室に誘われたんですが、自分でも「受験生なのに『すべり』に行ってもいいのかなあ?」と感じました。
家で母に聞いてみたら、こう言われました。「今のうちにすべっておけば、受験ではすべらなくて済むんじゃない?」。言われて妙に納得してしまいました。ものは考えよう…とはよく言ったものです。母は「怪我にだけは気をつけなさいよ」と言って快く送り出してくれました。確かに、利き腕の左腕にでも怪我をしたら洒落になりません。
幸いスキー教室では怪我などすることもなく、雪上の世界を十二分に楽しむことができました。そこからブランクもあったものの、毎年何回も滑りに出かける今につながる体験だったと思います。問題の高校受験は、その後2月に風邪を引いてダウンするという大ピンチはあったものの、何とか第一志望の高校に合格することができました。今思うと、やっぱり先にスキー教室ですべっておいたのが厄落としになったのかも知れませんね…それこそ「ものは考えよう」なわけですが。
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