元気なつもりだったのに
先に速報を流したんですが、最近、外出先でレッツノート・CF-R2のバッテリーが予想外に早く消耗し、使えなくなってしまう…ということが立て続けに2回ありました。カタログ上では「5時間」と書かれているバッテリーでの動作時間ですが、これまでの経験から、外付けドライブを使わず無線LANも使わない状態なら最低3時間くらいは使えるかな?という感触を持っていました。しかし、今回は2時間半の会議の最後まで持たなかったんです。特にヘビーな使い方をしたわけでもないんですが…。
前回の記事で、まだバッテリーが元気だから…というのを理由にして新型機の購入を見送った私でしたが、実はバッテリーの劣化は意外に進行しているのでは?と心配になってきました。普段の使い方が使い方だけに、バッテリーの容量は生命線ですからね。
まずはリフレッシュ
昨年のレッツノートクリニックのときに、バッテリーの容量チェックをしてもらいました。結果は消耗度12%。つまり、1年間使った時点で既に新品よりも1割ちょっと容量が目減りしていたことになります。あれからもうすぐ1年が経ちます。容量はどのくらい減っているのでしょうか。
CF-R2のBIOSセットアップメニューには、「リフレッシュバッテリー」という項目があります。これは、バッテリーに保存されている容量の情報を更新するためのもので、一度完全に充電→放電を行います。メニューの項目名からすると、バッテリーの容量そのものが回復するのか?と思ってしまいますが、そういうものではないようです。
メニューを選択すると、すぐに画面が切り替わってリフレッシュが始まります。解説によると「満充電状態から完全放電するには約3時間かかります」とのことでしたが、今回は画面を見ていたら1時間45分6秒のところで放電が完了して電源が切れました。4割以上早く終わってしまったことになります。
微妙な数字
バッテリーの容量がこの時間差の通り4割以上少なくなっているとすれば、これはそろそろ寿命と考えなくてはなりません。バッテリーを買い替えるか、それとも新機種に買い替えるのか…という論議が再燃することになります。
レッツノートクリニックで教えてもらえるように、バッテリ自身が1%単位で消耗度を把握しているのですが、BIOS画面や標準で付いてくるソフトではこれを知る手段がありません。そこで、今回はhexmagic氏のMobileMeterを使って消耗度を見てみました。本来は、こんな風にCPUの動作周波数や各部の温度、充電・放電電力を表示するフリーソフトですが、設定画面からバッテリーの詳細情報も見ることができます。
見ると、現在の消耗度は22%。何とも微妙な数字です。まだ「寿命だ」と断ずるほどの消耗ではないのですが、最初に触れたような現状を裏付けるほどに容量が低下していることは明らかになりました。…さて、どうしたものか。もう少し現状のまま粘ることもできなくはありませんが、新機種に買い替えれば劇的に状況が改善するのもわかっているわけですし…かえって悩みは深まったような気がします。
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