初のCentrino
前回注文してあったCF-R4は、発送予定日の6月27日に工場を出て、翌日・28日の午前中に私の手元に届きました。今回は平日に届くのがほぼ確実だったので、職場に配達してもらえるように手配しました。こういう対応をしてもらえるのは便利ですよね。本当は到着日と時間帯を指定できるともっと便利なんですが。
今回も、CF-R2のときと同様に無地の茶色い段ボール箱の中に製品の段ボール箱がぴったり収まる…というパッケージで届きました。CF-R2の入っていた箱よりはちょっと小さくなっているようです。
早速箱から本体を出し、セットアップを始めました。起動画面には、あのシアンとマゼンタの派手なロゴマーク。今回は正真正銘のCentrinoモバイル・プラットフォーム対応モデルです。液晶画面の不良ドットは今回もなし。一応カタログなどには不自然な輝点や暗点があっても不良品ではないと明記されていますが、現実には不良ドットがあるとラインから外せるくらい歩留まりが上がってきたのかも知れません。
身体測定、そして第一印象
取扱説明書によると、80GBモデルであるCF-R4GWKAXPの重量は1,010g。実際にはかりに載せてみたら1,004gでした。重さは「平均値」と明記されていますが、軽さが最大のセールスポイントの一つになっている製品ですから、実際には最大でも1,010gに抑えるような管理がされている可能性もあると思っています。
寸法は改めて測ってもあまり意味がないので、これまで使っていたCF-R2と並べてみました。前にも触れたとおり、横幅が小さくなった一方で厚みが増えていますが、全体ではコンパクトになった印象の方が強く残ります。
CF-R4で大きくなったように見えたホイールパッドは、実は直径38mmでCF-R2と全く変わっていません。ただ、CF-R2ではパッド面がパームレストよりかなり凹んでいたのと比べると、CF-R4ではパッド面がパームレストとほとんど同一面にあり、個人的には好きな感触です。縁に沿って指を回すと縦横にスクロールできるのもこれまで通り。デザイン上のポイントでもある、ホイールパッドの枠と一体化したクリックボタンには、今のところ違和感が残っています。過去の経験からすると、慣れるのは意外に早いんじゃないかな?と思っていますが。
一方で、見ただけではそれほど感じなかったのに、触ってみて実感したのがキーボードの違いでした。全幅が小さくなっているので仕方ないのですが、横方向のピッチがCF-R2の最大17.5mmから17mmに狭められています。たった0.5mmの差なんですが、これまでの感覚でブラインドタッチをするとタイプミスを連発してしまいます。まあ、これもおそらく慣れの問題で、時間が解決してくれることでしょう。
「大変満足」と答えられる?
インプレスのPC Watchに、IDC Japanが調査、発表した「モバイルPC利用実態調査」の結果が掲載されていました。メーカー別のモバイルPCの総合満足度で、レッツノートの松下電器が突出した好成績を挙げています。「大変満足」「やや満足」で80%以上を占め、他社を20ポイント以上引き離しています。本来、ユーザーが自らの所有する製品を見る目は厳しくなりがちで、それを考慮するとここまで高いのははっきり言って異常です。
ただ、これまでのレッツノートの展開を見れば、松下電器が顧客満足度を徹底的に追求して製品開発を続けてきたことはわかりますし、この調査結果はそれが成果を上げている証明といえそうです。だいたい、モノ選びには徹底的にこだわる(見る目の確かさはともかくとして)私が4台連続で同じメーカーの製品を選んでしまったのは、単なる偶然とは思えません。
これまで使ってきたレッツノート3台に対して総合的な満足度を聞かれたら、私ならすべてについて迷わず「大変満足」と答えられます。しかし、4代目のCF-R4で同じ答えをできるのかどうか…それは、まだ今は明言できません。そう答えられそうなかなり高い確信は持っていますが、それでもしばらく使ってみなくては答えられないことだと思っています。そして、その答えを見つけるまでのプロセスもとても楽しいんですよね。これからしばらくの間、いろいろな切り口で答えを探してみたいと思っています。
先週届いた新しいレッツノート・CF-R4。遅くなってしまいましたが、まずは第一印象を語ってみました。これから、CF-R4の魅力に少しずつですが迫っていきたいと思います。
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