今日から始まった日本プロ野球・オールスターゲーム。インボイス西武ドームで行われた第1戦は、手に汗握る接戦となりましたが、6対5でセ・リーグが勝利しました。しばしば「お祭り」とも言われるオールスターゲームですが、真剣勝負を楽しめる好ゲームでした。
テレビ中継の実況では、ちょっと前に日本球界最速の161km/hを投げた横浜ベイスターズ・クルーン投手の投球に盛り上がっていました。確かに速い球なんですが、海外から来た、日本人とは明らかに異質な体格の選手ですから、160km/hオーバーにもそれほどの感激はありませんね。
それよりも楽しめたのは、千葉ロッテマリーンズ・渡辺俊介投手の地を這うようなアンダースロー。今年から始まった交流戦のおかげで、彼の知名度もずいぶん上がりました。まあ、私からすれば「みんな、今頃気づいたの?」という感覚なんですけどね。もうずいぶん前から彼の投球は知っていたんですが、確かに実績を残してブレークしたのはここ1,2年です。
今日のMVPは、勝ち越し打を含む3安打の活躍を見せたベイスターズの金城龍彦選手でした。実況席ではオールスター通算13号のホームランを放った読売ジャイアンツ・清原和博選手…という声も上がっていたようですが、結局は試合の勝利に貢献した選手が順当に選ばれたわけですね。やっぱりお祭りよりも真剣勝負の色が濃くなったようです。オールスターではどちらも大事だと思うんですが。
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