「ハマの大魔神」ことプロ野球・横浜ベイスターズの佐々木主浩投手が引退を表明し、9日のフルキャストスタジアム宮城での読売ジャイアンツ戦で「引退登板」をしました。ふるさとであり母親も見に来る仙台での1軍登板も、同級生で親友でもある清原和博選手との対決も、全て彼の希望通り。彼が偉大な記録を残した選手であることは確かなんですが、まだペナントレースを戦っている真っ最中であるこの時期にすることではないような気がしました。まあ、この2球団にとっては、もはやリーグ優勝はほぼ眼中にないとも言えるわけですが。
それにしても思うのは、彼は優秀な抑え投手でしたが、自らの野球人生という試合に幕を引くのはちょっと失敗したかな?ということ。余力のあるうちに身を引くのも、ボロボロになるまで頑張るのも、それぞれに味のある幕引きだとは思うんですが、彼の場合は野球以外のところでちょっと締まりのない出来事もありましたからね。タイミングが悪すぎました。
残念ながらライブで見ることはできませんでしたが、ニュースなどの映像で見ると、佐々木投手が笑っていたのに対して、清原選手が泣いていたのが印象的でした。清原選手自身も、そろそろ引き際を考えなくてはならないのを自覚しているはずです。お互いの気持ちがあまりにわかってしまうからこその笑顔と涙…だった気がしました。
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