映画「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」を見に行きました。9月3本目、今年19本目の新作映画になります。平日の昼間に、TOHOシネマズ浜松のプレミアスクリーンで見ましたが、お客は私を入れてたったの2人。もう一人の方は端の方に座っていたので、ど真ん中の席を買った私にとっては事実上の貸し切り状態でした。
【DVD「がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン」】
少年野球を題材に、落ちこぼれと言われた少年たちと、ダメ人間と言われたコーチとが、お互いに心を通わせあい、成長して、奇跡の快進撃を見せる「がんばれ!ベアーズ」は1976年の作品。チームワークを重要なテーマに据え、その後の「野球モノ」に多大な影響を与えたと言われるこの作品が、30年ぶりにリメイクされました。考えてみると、例えば7月に見た「逆境ナイン」は、一見ハチャメチャに見えるものの、ストーリーの骨格は「ベアーズ」そのものです。
思いっきり笑わせて、ほろりと涙させる、とても楽しめる作品でした。吹き替え版でしたが、登場人物たちの言葉遣いが、妙に行儀よくなく、いい意味で「汚い」のが印象的でした。きっと原語でもスラング連発なんでしょうね。字幕版でも見てみたい気がしました。言葉といえば、吹き替え版なのにいきなりスペイン語の台詞が聞こえてきたのにはびっくりしましたね。字幕は出ませんが、これは「外国語で訳がわからない」ということさえ伝わればいい場面なのでノープロブレム。ノリが楽しめます。
それにしても、これで今年は今月見た「タッチ」も含めて野球の出てくる映画を3本見たことになります。野球というスポーツ自体が、チームワーク、自己犠牲、一発大逆転などドラマチックな展開を作りやすい性質を持っているのだと思うんですが、何より私自身が野球を大好きだからついつい見てしまうのでしょうね。
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