今日は、阪神甲子園球場で日本シリーズ第4戦が行われました。ここまで3試合連続2ケタ得点の猛攻を見せていた千葉ロッテマリーンズが、この日は先制したものの阪神タイガースに1点差まで追い上げられました。しかし、最後までリードを守りきり3対2の最小得点差で勝利。4連勝で31年ぶりの日本一を達成しました。
4試合の得点を合計すると33対4でマリーンズが圧倒。シリーズMVPを獲得した今江選手の大活躍など、結果的に打線の差のように見えてしまうわけですが、むしろ2戦目で無四球完封の渡辺俊介投手をはじめ先発投手が試合をちゃんと作れたのがマリーンズの強さだったような気がします。もちろん、これに加えてリリーフ陣も機能しているからこそ、今日のような展開でも逃げ切れるわけです。
タイガースにとってはリーグ戦終了から日本シリーズまで2週間以上の空白がありました。これをどう解釈するかもいろいろな考え方があると思いますが、パ・リーグのプレーオフで福岡ソフトバンクホークスが敗れ、日本シリーズがマリーンズの圧勝で終わったことで、この空白には「試合勘が失われてしまう」というマイナス評価が定着したようです。ただ、これもプレーオフの試合にあまりに消耗感が強かったりしたら、もうちょっと結果は変わっていたかも知れません。まあ、結局のところ私達は結果論でしか明確な批評ができないわけですが。
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