今日は、話題の映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の公開日。全国の映画館は大騒ぎだったはずです。しかし、今日TOHOシネマズに足を運んだ私が見てきたのは別の作品でした。「エリザベスタウン」は11月2本目、今年23本目の新作映画になります。今日は「炎のゴブレット」はスクリーン5枚をフル回転させての上映。「エリザベスタウン」の上映は1回だけでした。パンフレットを買うときも、ハリポタのパンフレットを渡されても困るなぁ…と思い、レジで作品名をいつもよりずいぶんゆっくり言ってしまいました。
【DVD「エリザベスタウン」】
どん底まで突き落とされ、自殺まで考えた主人公が、父親の葬儀に出かけた先のエリザベスタウンで人々の温かい心に触れて、生きる力を取り戻す物語。見ている私たちの心も温かくなれる佳作です。「ロード・オブ・ザ・リング」以来、現実離れした役どころがすっかり板に付いていたオーランド・ブルームが、今作では「普通の現代人」役で好演を見せています。奴がただのイケメンじゃないことを実感できる作品…と言っていいと思います。
古き良きアメリカの音楽たちを大々的にフィーチャーしたサウンドトラックも心地よいですね。聴いていてもタイトルはほとんどわからなかったんですが、聞き覚えのある曲もありましたし、そうでなくても曲のスピリッツは伝わってきました。10代の頃から音楽評論をしていたキャメロン・クロウ監督のこだわりなんですね。
この作品では、プロデューサーとしてトム・クルーズが名前を連ねています。彼自身は出演していないわけですが、こちらの方面でも才能を発揮していますよね。まあ、この作品では彼の出る場所はちょっと見つからないな…と思うわけですが。彼もやっぱりただのイケメンではありません。
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