明日・12月3日は、アクトシティ浜松大ホールで浜松フロイデ合唱団のベートーベン「第九」演奏会があります。私が合唱に参加するようになって今年で4回目。気がつけば、すっかりあの大舞台に立つことは当たり前の年中行事になっています。ただ、当たり前とは言っても、緊張感がなくなったわけではありません。毎年、同じ譜面から(細かいことを言うといろいろあるんですが)全然違う演奏を引き出すライブステージの楽しさ、怖さ。そして何とか歌いきった瞬間の達成感は筆舌に尽くしがたいものです。
毎年、約3分の1の方が初めての第九をステージ上で迎えます。裏を返すと、毎年3分の1の人が合唱団から去っていってしまうことになります。「一度歌えば十分」という人もいるのでしょうけど、中には仕事や家庭の事情で翌年は続けられない…という人もいます。そんな話を聞くと、とても寂しい気分です。今年初めての人たちと、今年で最後かも知れない人たちと、みんなで一緒に歌う今年だけの「第九」。できる限りの最高の舞台にしたいと思っています。
明日は14時30分開場、15時30分開演。当日券も若干残りがあります。ご興味を持たれた方は、是非足を運んでみてください。
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