フィギュアスケートのグランプリ・ファイナルが、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われています。男子シングルでは、高橋大輔選手が3位に入賞して、この大会のこの種目では日本人初の表彰台。そして、女子シングルは浅田真央(あさだ・まお)選手がぶっちぎりの優勝でした。昨日のSP、今日のフリーともに1位の完全優勝。他の選手がジャンプを乱したり転倒したりする中、伸び伸びと、しかも安定した余裕の演技を見せてくれましたね。
ところで、彼女は1990年9月25日生まれの15歳。来年2月に開催される冬季オリンピック・トリノ大会では、年齢が「86日足りない」ために出場資格がないのだとか。しかし、着々と実力を付けてきたことで世界的に注目され、日本以外の国からも「特例で出場を認めるべきだ」という声が上がっています。今のところ特例は認められない方向のようですが、いったいどうなることやら…注目しておきましょう。今回のように圧倒的な強さを見せつけられると、彼女抜きのオリンピックで「世界最強」を決めるのは意味がないような気もしますが。
明日はエキシビジョンが行われます。どんな楽しい演技が見られるか、今から楽しみですね。
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