昨日・2月10日に、ジャストシステムから日本語ワープロソフトの「一太郎2006」が発売になりました。一太郎とその一族のバージョンアップは、今や2月の第2金曜日の定番イベント。この季節の風物詩となっています。こんなに律儀に毎年バージョンアップしなくても…と思うわけですが、記者会見によると「盛り込みたい機能が多すぎて困るくらいだが、まとめて1年ごとに更新している」ということらしいです。
特に、かな漢字変換エンジンのATOK2006がどのように進化してくるかが毎年楽しみですね。基本的な変換能力の向上以外にも、文章作りをアシストする機能が強化されているのが最近の流れです。変わったところでは、「昨日」を「平成18年2月10日(金)」に変換するような機能も付きました。ただ、便利な機能が数多く用意されても、それを使いこなすために私たちの側にもそれなりのスキルが必要になるんですよね。新機能の使い方を覚えるのが意外に大変だったりします。
しかし、どんな新機能よりも、私にとってATOK2006の最大のポイントは、Windows XP Professional x64 Edition上で、64bitアプリケーションとも組み合わせて使えるようになったこと。このことだけでも、発売日当日に入手して即インストール…という価値があります。これで、x64 Edition上での文字入力環境は劇的に変わるでしょう。しかし、そのx64環境自体がどのくらい重要なのか?はかなり微妙なんですが。
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