映画「県庁の星」を見に行きました。2月1本目、今年4本目の新作映画になります。いろいろと忙しかったこともあり、今月はどうやらこの1本だけで終わりそうです。ちょっと残念。
【DVD「県庁の星 スタンダード・エディション」】
タイトルや予告編ムービーからは、「お役人」という困った人種を徹底的に茶化した作品…というイメージを受けて、正直なところあまりいい印象がなかったんですが、実はこの作品の公式サイトのURLは、タイトルがどこに出てこない「http://kaikaku-movie.jp/」。そして、このURLの方が内容を的確に示しています。
県庁というある種特殊な世界で、人生にどこか勘違いをしてしまった男が、つぶれる寸前の三流スーパーという正反対の世界に放り込まれて、このスーパーを立て直していく中で自分自身も大切な何かを見つけていく…という、まさに「改革ムービー」の名前がふさわしい作品です。「そんなのあり得ないよ?」と思う場面もいくつかありますが、後味は実に痛快な作品でした。必ずしもすべてがハッピーエンドで片付いていない気もしましたが、それもまた現実。改革とはそう簡単に実現できるものではないのです。
コメントを残す