連休中なのに…
日曜日・4月30日の午後、私が家で部屋の片付けをしていたら、ベランダのすぐ前の駐車場に高所作業車が止まり、その場でゴンドラを上げて作業を始めました。何が始まったんだ?と思った私がベランダに出てのぞき込んでみると、車のボディには「NTT西日本・Bフレッツ」の広告ステッカーが貼ってありました。どうやら電話工事のようです。
作業していた方に「こんにちは」と声を掛けてみたところ、「これから光ファイバーの引き込み工事をします。お騒がせして済みません」と丁寧にお返事をいただきました。その後、表の作業車と裏の玄関口の間で、作業手順のやりとりの声が私の部屋を通って伝わるのが何度か聞こえました。玄関を開けて外に出てみようとすると、家の前の配電盤の扉が開いていて、思いっきりぶつけてしまいました。光ファイバーを引き込んだのは、向かいの部屋だったのかも知れません。また訊いてみましょうか。
それにしても、ゴールデンウィーク中の日曜日にまでも作業をしなくてはならないなんて、NTT西日本の光ファイバー回線もそれだけ開設ラッシュなんでしょうね。会社としては儲かるのは嬉しいことなんでしょうけど、そのために働かされる人たちは大変です。
物事には順序というモノがある
…と、そんなこともあったことですし、前回からずいぶんお待たせしてあった記事の続きのお話を始めましょう。私が、某家電量販店の店頭でひかり電話の勧誘を受けて、フレッツ・光プレミアムへの切り替えを含めてその場で申し込んでしまったのは2005年ももうすぐ終わる12月下旬のことでした。しかし、実はこれより以前にひかり電話の申し込みをしてみようと思ったことがあります。
10月末くらいに、自分で説明を読んで、@niftyのWebサイトからひかり電話の申し込み手続きをオンラインでしてみました。@niftyはかつてメインで利用していたことがあるプロバイダで、FPANAPCさんの会員限定記事を読みたかったこともあり、まだ月々262円のダイアルアッププランで会員IDは維持していましたから、Bフレッツ利用プランへの変更と同時に…ということで手続きをしました。だいたい10営業日後ぐらいにコンサルティングの電話が来るとのことだったので、とりあえず連絡を待ちました。
ところが、11月になってかかってきた電話で、「回線をBフレッツからフレッツ・光プレミアムに変更しないとひかり電話は使えません」と言われて、手続きはその場で終了。「回線の変更はNTT西日本に直接相談してほしい」とのことだったんですが、当時はいろいろ忙しかったこともあり、後回しになっていました。せっかくのお客様なんだから、取り次いでくれても良いのに…。ともかく、申し込み手続きは順序を守らなくてはならないと学びました。
ほとんど同じ、でもちょっと違う
話を元に戻します。申し込みをしたときに、「ほとんど同じように使えますが、一部使えなくなる通話やサービスがあります」と説明を受けました。同時に渡されたひかり電話のパンフレットにもその旨は明記され、使えない番号のリストも掲載されています。
チェックしてみると結構面白いものです。例えば、ひかり電話では「117」の時報が使えません。確かに、最近は電波時計やインターネット経由による時刻合わせ(NTPなどを使うんですね)も出てきましたし、時報サービスの重要度は低くなっていると思いますけどね。ちなみに、よく似た番号・「177」の天気予報サービスは利用可能です。
後からしまった!と思ったのが、「00xx」の形で事業者を指定して発信するサービスも使えなくなること。直接この番号をダイヤルすることはないだろうと思っていましたが、話はそう簡単ではありません。スカパー!のペイパービュー手続きやBSデジタルの双方向サービスなどが特定事業者専用の番号を使っていて、チューナー側が自動的にこの番号をダイヤルするんですよね。つまり、これらのサービスも使えなくなってしまうことになります。それほど頻繁に使うサービスでもありませんし、とりあえずはそのまま使ってみることにしました。不便ならまた考えればいい話です。
ちょっと延期、のはずが
1月11日(水)に、私の携帯電話に、NTT西日本からカウンセリングの電話がありました。「建物に穴を開けるかも知れないが構わないか」と聞かれました。最初にBフレッツを開設したときと全く同じ質問ですね。当然、このあたりはマニュアル化されているのでしょう。しかし、私の家には既にBフレッツの光ファイバーが引き込まれています。その旨を伝えたら、「ちょっとお待ちください」と1分くらい待たされた後、ONUの取り替えは必要なので宅内工事が必要で、在宅している必要があると伝えられました。それにしても、カウンセリングと称するくらいなら、契約の内容くらいはしっかりと確認してから電話してほしいものです。
最初に決めた工事日は2月16日(木)。「とにかくなるべく早く」ということで、予定の空いている中では最も早いこの日に決めました。ほぼ1ヶ月待ちということになりますが、このくらい待たされるのは仕方ないところです。ところが、翌日・12日に職場に有給休暇を申請しようとすると、「この日は困る」と言われてしまいました。どうしても出席してほしい会議が入っている日だとのこと。そういえば、前から「空けておくように」と言われていたような気が…うっかりしていました。
仕方ないので、その日のうちに電話でNTT西日本に連絡を取ってみました。ところが、話を聞いてみてびっくり。延期するとすれば、一番早くても3月2日(木)ということでした。そこまでは平日も週末もひっくるめて全ての日程が埋まっているのだとか。たった1日の間に3週間分の予定が入るわけはありませんから、もともとそれだけぎっしりと予定が詰まっていたんでしょうね。むしろ先の2月16日の方が運が良かったようです。これでは連休返上の工事も仕方ないのかも。
この3月2日に工事の予約を入れて、職場には強引に有給休暇をねじ込んでおきました。実は、その後になって3月2日にも仕事の話が飛び込みそうになったんですが、さすがにこれ以上延期されるのも困ってしまうので、今度は職場に思いっきり根回しをして回避したんですよね(苦笑)。ともかく、あとは工事に来てくれるのを待つだけの状態になりました。ちょっと話が長くなってきてしまったので、続きはまた回を改めて…ということにしましょう。
前回に続いて、我が家のインターネット接続と電話の通信回線を、フレッツ・光プレミアム+ひかり電話に切り替える顛末を書いてみた…わけですが、今回もまだ実際に切り替わるところまではたどり着けませんでした。書き残しておきたいことが多すぎて、ついつい文章が長くなってしまいます。
最初に思い立ってから開通するまでに、4ヶ月以上もかかってしまいました。実に長い間待たされたわけですが、開通してからこの記事をアップするまでに2ヶ月もかかっているんですよね。これはあまりにも待たせすぎです。特にIT関連の記事は、ちょっと遅くなるだけで時代遅れになる可能性もあります。あまり手元で温めないようにしていきたいところです。
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