プロ野球セ・リーグでは、中日ドラゴンズが昨日・10日に東京ドームで行われた対読売ジャイアンツ戦に勝利し、2年ぶり7回目のリーグ優勝を決めました。3対3で迎えた延長12回、最後の攻撃で6点を奪い、派手なゴールとなりました。ドラゴンズは、52年ぶりの日本一を賭けて日本シリーズに臨みます。対戦相手は北海道日本ハムファイターズになるのか、福岡ソフトバンクホークスになるのか…パ・リーグのプレーオフも、いよいよ第2ステージ突入ですね。
12回表にタイロン・ウッズ選手の満塁ホームランが出たとき、落合博満監督は自らベンチから出て迎えたそうです。…「当たり前じゃないか」と思う方もあるかも知れませんが、実はこれは監督が就任してから3年で初めてのこと。普段はベンチにどっかりと座り、表情もほとんど変わらず、ときには負け試合でも笑みを浮かべ、何を考えているのかよくわからない人なんですが…。優勝監督インタビューでも、最初は泣けてきたのか、すんなりコメントが出てきませんでした。内にはとても温かいものを持っている人なんですね。
ところで、私はこの試合をニッポン放送のラジオ中継で聞きました。東京ドームのジャイアンツ戦ですから、関東にいるこの日ならテレビ中継でも見られるだろうと思っていたんですが、テレビの地上波では全く放送無し。NHKがBS放送で中継してくれたんですが、残念ながら見られる環境にはありませんでした。
スポーツの中継には放映権の問題がややこしく絡みますから、簡単には放送できないところもあると思うんですが、これにはがっかりしましたね。この日の放映権はもちろんジャイアンツとはとても関わりの深い日本テレビが持っていたはずですが、今年は不振で既に4位が決まっていたジャイアンツの試合を中継するのはつまらない…ということだったんでしょうか。気持ちはわからなくもありませんが、広く一般に放送をする地上波テレビ局としては、その姿勢はちょっと疑問です。
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