ウィルコムのPHS通信モジュール・W-SIMに、同社の高度化通信規格「W-OAM」に対応したニューモデルが登場します。W-OAMでは、パケット通信が従来の約1.6倍(4xパケットなら204kbps)に高速化。また、電波状況の悪い場所でも受信性能が向上するのだそうです。12月中旬には、新型音声端末「9(ないん)」に同梱される形で発売される他、単体でも発売されることになっています。
この新型W-SIMは、これまでのW-SIM対応端末にも使えます。特にZERO-3シリーズのユーザーにとっては、W-SIMを差し替えるだけで料金コースもそのままに通信が高速化されるわけですから、これは嬉しい話です。ウィルコムがW-SIMで端末から通信機能を分離したときには、端末開発の効率化や低コスト化を狙っていたのだと思うんですが、私たちユーザーの側からしても、端末を丸ごと買い換えずに性能アップが出来る利点があります。
私もこの新しいW-SIMは是非とも欲しいと思っているんですが、気になるのは価格。まだ[es]を購入して半年も経ちませんから、機種変更だと負担が大きいかも知れません。まあ、それよりも心配なのは、予約が殺到してなかなか手に入らないんじゃないか?ということなんですが。
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