前回のWeekly SSK「栄光の巨人軍たれ」のときにもちょっと話題に出していましたが、今年のストーブリーグではアメリカ・メジャーリーグへの挑戦が目立ちます。最大の目玉とも言えそうなのが、西武ライオンズの松坂大輔投手。まだFA宣言の資格を得ていない彼は、ポスティングシステムで移籍という道を選びました。要するに、一番高い金額を提示したチームにその選手を売る…ということで、このシステムは個人的には好きではありませんが、この制度のおかげで脂ののりきった若手から中堅の選手にチャンスが与えられます。
今日、その松坂投手への最高入札額が発表されました。ボストン・レッドソックスが5,111万1,111ドル11セントで落札。日本円にすると約60億円…という、とんでもない高額です。レッドソックスとしては、日本向けの商売で経済効果が莫大であることも考えれば、十分見合う金額だと判断したのでしょうけど、それにしても想像を超える金額でしたね。1セントでも上回ろう!という刻んだ入札価格にも笑っちゃいました。
ヤンキースに取られてたまるか…という意地もあったようですね。お互いに伝統のある球団同士です。ニューヨーク・ヤンキースが日本の読売ジャイアンツ的存在だとしたら、レッドソックスはちょうど阪神タイガースのような存在かも知れません。来季は、メジャーリーグ伝統の一戦で、「松坂大輔 vs 松井秀喜」という日本のトッププレイヤー同士の対戦が見られることになります。今からワクワクしてきますね。
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