来週日曜日・12月3日に、アクトシティ浜松大ホールで、浜松フロイデ合唱団のベートーヴェン「第九」演奏会があります。この合唱団の一員として歌い続けて、今年で5年目。初めて歌ったときには「来年は歌うかどうかわからない」なんて言いましたが、気が付けばすっかり年中行事です。とはいえ、決して惰性で続いているわけではありません。毎年新しい刺激と緊張感があります。今年の指揮者は広上淳一氏、オーケストラは東京シティ・フィル。ソリストの皆さんも含め、毎年素晴らしいプロの演奏家たちと共演しています。
私たち合唱団員は、普段はサラリーマンや主婦、学生…その他諸々の仕事を持っているアマチュアですが、この曲の練習量ではプロの歌い手たちにも負けない!という自負があります。何しろ、いろいろな曲を歌わなくてはならないプロの方々とは違って、第九を歌うためだけに集まって、半年の間は毎週通ってこの曲ばかり歌っているんですから。しかも、それを人によっては20年以上も続けているんです。最高額で6,000円のチケットを「素人の歌には高い」という人も結構いらっしゃいますが、練習の成果をお見せできれば、演奏の質ではこの金額でも絶対損はさせないつもりです。
それでも納得できないあなたにもう一言。少なくとも、私たちが歌っていない60分くらいの間の演奏は、確実に第一線のプロたちの演奏です。普通なら、この面々での演奏会は6,000円なんて安さでは聴けませんよ。お客様にとっては、絶対お得な演奏会です。
今年のチケットの売れ行きはなかなか良好で、当日券で良い席に座っていただけるかどうかはちょっとわかりません。「聴いてみたいな」と思われた方は、私か合唱団の事務局まであらかじめお問い合わせください。1週間後、ステージの上でお待ちしています。
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