結婚してからも、意外に厨房にはよく立っています。前にここで紹介したカレーライスも人気メニューの一つなんですが、もうひとつ人気があるのがハンバーグ。今日は、いつも経験と勘に頼って(?)作っているS.S.K.流ハンバーグの作り方を記録しておくためにも、ちょっとレシピをご紹介しましょう。
【材料】 | |
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牛豚合挽肉 | 300g |
玉ねぎ | 大1/2個 |
卵 | 大1個 |
食パン | 6枚切り1/2枚 |
牛乳 | 適宜 |
塩 | 小さじ1 |
こしょう | 少々 |
ナツメッグ | 少々 |
サラダ油 | 適量 |
【特製ソース材料】 | |
玉ねぎ | 大1/4個 |
ウスターソース | 1/4カップ |
トマトケチャップ | 1/4カップ |
(4人分)
1. 玉ねぎはみじん切りにして、油を引いたフライパンで強?中火でじっくり炒めます。カレーを作るときと同じくらい、じっくりと。
炒め上がった玉ねぎは、皿に平らに広げて冷ましておきます。
2. 食パンをフードプロセッサで刻んで、パン粉を作ります。私のレパートリーでパン粉を使う料理はハンバーグくらいしかありませんから、パン粉を買い置きしておくことはなく、その都度食パンから作っています。おかげで、いつも上質の生パン粉を使っているわけですが。
パン粉が程よく湿るくらいに牛乳を入れておきます。
3. 挽肉と卵、1.と2.で用意した材料、調味料をボールに入れ、手でよくこねます。力の要る作業で、このあたりは「男の料理」に向いているのかも知れません。出来上がったハンバーグの種は、20分ほど冷蔵庫で寝かせます。
4. ハンバーグの形を作って(叩いて空気を抜くのも忘れずに)、フライパンで焼きます。最初に、油を多めに引いて片面を揚げるようにサッと強火で2~3分焼き、焦げ目を付けます。ちなみに、いつも種は余るので、残りは冷凍しておきます。
ちょうど良い焦げ目が付いたら、ハンバーグをひっくり返してフライパンに蓋をします。ここからは中火でじっくりと5~6分間、蒸し焼きのようにします。肉汁をハンバーグの中に閉じこめましょう。
これで焼き上がり。…今回はちょっと表面を焦がし過ぎちゃいましたが。
5. ハンバーグを焼く前に、ソースの材料を用意しておきます。玉ねぎは薄切りにし、ウスターソースとトマトケチャップは等量をあらかじめ合わせておきます。
6. ハンバーグを焼いた後のフライパンにそのままソースの材料を乗せて、手早く炒めます。ハンバーグから出てきた肉汁がソースに混ざって旨味が出ます。
7. はい、出来上がり。今回は、ミックスベジタブルをソテーして付け合わせにしてみました。
ハンバーグは、マドレーヌのような我が家秘伝の味とはちょっと違って、むしろ私自身が美味しいハンバーグを食べたくて考えながら焼いている…という料理です。結婚する前に紫緒にご馳走したら激賞されて、それ以来すっかりその気になって作っています。
ポイントは、いかに肉汁を逃がさずにジューシーに焼き上げるか。もちろん、そのために種をどう作るかも大事になってきます。今の焼き方は、ネットサーフィンで偶然見つけたやり方がベースになっていますが、まずは表面に「膜」を作って、それから中にゆっくり火を入れていくわけですね。特製ソースも欠かせないわけですが、こちらはいつも母がハンバーグを作っていたときのソースが元になっています。シンプルですが、肉の味を引き立ててくれますよ。
文章だけではなかなか伝わらないところもありますが、ツボにはまると、まさに自画自賛してしまう美味しいハンバーグです。よろしければ、皆さん是非お試しください。
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