今年最後の日曜日。そして、今年も残すところあと1日です。例年なら、この1年間のSSK World、さらにはWeekly SSKを振り返ってみるところなんですが、何しろ今年は12月になるまでずっとお休みしていましたから、振り返るどころではありません。それでも、何とかここに戻ってくることができたのはとても嬉しいことです。
今年は、SSK Worldの更新を中断していたことも含めて、立ち止まらなくてはならないことの多い一年でした。細木数子の六星占術によると、現在私は大殺界のまっただ中なのだとか。占いを気にしていても仕方ないと思いますが、自分を納得させるためには意外に便利なものかも知れません。ともかく、あまり無理はしないように、自分のペースで進んでいくしかないのかな?と思っています。
個人的には、今年はいろいろなことがありましたが、一つ触れておきたいと思うのが、父が亡くなったこと。5月23日、ちょうど私の誕生日その日のことでした。誕生日だというのに、体調が悪くて家で寝ていた私のところに、突然電話がありました。出先で、車の運転中に心臓発作を起こして病院に運ばれたのだそうです。車で1時間くらい掛かる病院まで急いで駆けつけましたが、間に合いませんでした。他の車や物に衝突して交通事故になることはなかったそうです。それは不幸中の幸いだったかも知れません。
小さい頃の父の思い出はあまりありません。我が家の家庭事情も結構複雑で、父はあまり家には帰ってきませんでした。そんな人でも、やっぱりたったひとりの父親です。ついこの間までは元気だったのに…。いろいろと話をするようになったのは、私が大学を出て地元に戻ってきてからだった気がしますが、もっといろいろ話しておかなくてはならなかったな…と思います。
父が持ち歩いていた財布の中に入っていた、私の小学校に上がる前くらいの写真が、私の手元に戻ってきました。病院でも、葬儀の時でも意外なほどに落ち着いていた私ですが、写真を見たときには何故か泣けました。
そんな私も、今年父親になりました。生後1ヶ月を過ぎた娘は、相変わらず我が家の生活リズムを支配しています。最近は、夜に寝ている時間がちょっと長くなった気もしますが、基本的には泣いて、飲んで、泣いて、寝て…を繰り返しています。
娘の側にいられるときには、できる限り一緒にいるようにしています。入浴やおむつ交換など、できるところは手伝っています。紫緒からは「気負いすぎだよ」と言われることもありますが、少しでも父親のことを娘の記憶に残せるようにしたいな…と思っています。それが、楽しい思い出であればよいですね。自分の側からの勝手な思いかも知れませんが。
私に一番近いところで、あっけなく消えてしまった命、いろいろと大変なことを通り抜けて生まれてきた命。大切にしていきたいという思いを強くした一年でした。
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