ダブルシャープは音楽記号の一つで、シャープで半音上げられた音をさらに半音上げることを示す記号です。「×」の四隅に「■」をくっつけたような形をしています。半音+半音で、事実上元の音より全音高い音ということになりますが、「ドのダブルシャープ」を不用意に「レ」と書き換えてはいけません。楽曲の中での役割は全く違います。
…失礼しました。別に今日は音楽理論の話をしたいわけではありません。今日の「ダブルシャープ」は、「2つのシャープ製品」のこと。以前からたびたび話題にしているとおり、シャープ製品はどうも信用できない私だったんですが、このたび、立て続けに2つもシャープ製品を購入することになりました。
娘の誕生を前にして、空気清浄機の購入を検討していました。寒い時期に生まれてきますから、病気など拾わないように、除菌機能に加湿機能も付いたものを買おう…ということになったわけですが、この分野では最も売れ筋で実績もあるのが、シャープの「除菌イオン」なのだとか。しかも、他社の同様の製品と比べると、かなりお買い得な価格設定で売られているのを見かけます。
そこで、最初に選んだのがKC-35C1。除菌イオンと加湿機能の複合機で、10畳以上の部屋でも余裕で使えるパワフルな製品ですが、1万円台半ばの超安値で売られていたのが決め手になりました。これを居間へ、寝室へ…と持ち運びながら使っていました。基本的に自動運転をしていますが、普段は実に静かなのに、食事の準備をしたり、使用後のおむつを持って近くを通ったりすると突然うなり声を上げて働き出します。どうやらちゃんと仕事はしているようです。
しかし、使っているうちにちょっとした問題が持ち上がりました。それは暖房の問題。寝室ではエアコンを使えば全く問題ないのですが、居間でも大きなエアコンを動かすのはどうも効率が良くありません。一部だけ暖まればよいので、小さな電気ストーブを使いたい…という話になったのですが、調べてみると、こうした目的にぴったりの製品があります。
HX-126CXは、電気ファンヒーターに除菌イオンと加湿機能が合体した製品。ある意味、実に「目の付け所がシャープ」的な発想です。しかも、販売価格は2万円を切っていて、これまた同様の機能の他社製品と比べるとお買い得です。KC-35C1は寝室用にして、居間にはこれを導入することにしました。11月末に我が家に届いたHX-126CXは、箱も開けずにいきなり紫緒の実家に直行。しばらく働いた後で、娘と一緒に我が家に帰ってきました。
KC-35C1もそうなんですが、びっくりするほど操作系はシンプルです。除菌と加湿は基本的に自動運転か連続運転。暖房は「強」「弱」と「おまかせ」の切り替えになっています。それぞれの機能を個別に切ることができるのはとても良いですね。裏を返すと、これってただ単にくっつけただけ?という気もしてしまいますが。
複数の機能が相乗りしていると、心配なのは壊れたときの対応。一つの機能に不具合が出るだけで、全体を修理に出さなくてはならないのが、この手の製品の困ったところです。何しろシャープ製品ですから、そこが一番不安なんですよね。とにかく、壊れないことを祈るのみです。
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