深紅のレッツノート

レッツノートの2008年春モデルが発表されました。CF-Y/W/T/R7Cシリーズは、CPUのクロック周波数が上がっただけの超マイナーチェンジでの登場です。もっとも、ノートパソコンに使われるデバイスの進歩の関係で、この程度しか変えようがないのが実情なんでしょうけどね。

ただ、基本構成が全く変わっていないおかげで、買う側は安心できる面もあります。何処にでも持ち歩ける軽さ、バッテリで丸一日動かせる長時間駆動、万が一のときにも安心なボディの堅牢さ、さらにパフォーマンスも犠牲にしない…という現在のレッツノートのコンセプトが、4機種全てに浸透して一段落付いたとも言えそうです。

ただ、こうなるとPanasonicさんの「次の一手」がどうなるのか気になりますね。次の大きなモデルチェンジに向けて研究中のはずです。一つ気になるのはワイド画面の導入。Windows Vista世代になって、「ビジネス向けだから4:3画面」というのも説得力が薄くなってきました。まあ、楽しみに待ちましょう。


店頭販売モデルが代わり映えしなかったせいか、「マイレッツ倶楽部」のWeb直販モデルには手を入れてきましたね。CF-R7Cのつや消しブラック筐体のハイスペック版・プレミアムエディションでは、天板の色をボディ同色のジェットブラック以外からも選べるようになりました。いずれもプレミアムエディション専用色です。

特に気合いが入っているのが、100台限定というプロミネントレッドモデル。写真を見る限り、まさに「深紅」という表現がぴったりの、カッコいいレッドのようです。現在我が家にある2台の赤が安っぽく見えてきます。ただ、深紅の天板に黒い本体…という配色は、どことなくニンテンドーDS Liteのクリムゾン/ブラックを彷彿とさせますね。まさか、真似したわけでもないのでしょうが、並べるとなかなか粋な2ショットになりそうです。

もともと赤は好きな色ですし、プロミネントレッドモデルには強烈に物欲を刺激されてしまいましたが、326,000円からという価格ではちょっと手が出せません。ハイスペックな仕様、手間のかかった天板にプレミアム感も含めると、こういう値札を付けなくてはならないのは理解できるんですけどね。今は、資金を貯めつつ「次の一手」を待つことにしましょう。


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